国際通りのステーキ|特徴・食べ方・由来
国際通りのステーキは、沖縄の食文化を語るうえで外せない一皿です。深夜まで開く店が並び、締めに肉を食べるという独特の習慣が根づいています。
国際通りのステーキとは
沖縄県那覇市の中心部を走る国際通りとその周辺に、ステーキを供する店が数多く集まっています。鉄板で供される厚めの肉に、しょうゆベースやにんにく風味のソースを添える形が定番です。締めの一品として深夜に食べる習慣があり、営業時間の長い店が多いのも土地柄です。
特徴
- 鉄板ごと熱く供され、最後まで冷めないのが基本の出し方です。
- しょうゆベース、にんにく、島こしょうなど、卓上のソースを選べる店が目立ちます。
- ライスかパン、スープとサラダが付く定食形式が主流です。
食べ方・楽しみ方
- 鉄板に触れる面から食べ進めると、焼き加減がちょうどよい状態で口に入ります。
- ソースは最初から全体にかけず、半分は肉の味そのままで味わってください。
- 深夜に食べる場合は量を控えめに選び、スープとサラダで組み立てを整えます。
家で楽しむなら
家で再現するなら、厚めの肉を常温に30分戻してから、強火で表面を焼き固めるのが要です。片面2分ずつ焼いたあと弱火で3分、中心まで火を通してから5分休ませると、切ったときに肉汁が流れません。同じ流れで作れるのが、ガーリックステーキ、しょうゆだれのステーキ丼、ステーキサラダです。
由来
戦後にアメリカ文化の影響を受けるなかで牛肉料理が身近になり、通り沿いに手ごろな価格の店が増えていきました。宴席の締めに肉を食べる習慣と結びついて定着し、現在では観光客にも地元の人にも親しまれる食文化になっています。
講師への質問
- 家で焼くと固くなってしまうのはどうすればいいですか。
- 冷蔵庫から出してすぐ焼いているためです。常温に30分戻し、焼いた後は必ず5分休ませてください。それだけで噛み切りやすさが変わります。
- どの部位を選べばいいですか。
- やわらかさを求めるならヒレ、こくを求めるならサーロインです。手ごろに楽しむなら肩ロースを厚めに切ってもらってください。
- ソースはどう作ればいいですか。
- しょうゆ大さじ2、酒大さじ1、砂糖小さじ1、おろしにんにく小さじ1/2を焼いたフライパンで30秒煮立ててください。肉の脂と合わさって味がまとまります。