まがりせんべい|特徴・食べ方・由来
焼きたてを型から外し、熱いうちに手早く曲げる。まがりせんべいは、その一手間で生まれるゆるやかな弧が名前の由来です。小麦の香ばしさと軽い歯ざわりで、お茶うけにも土産にも重宝します。
まがりせんべいとは
まがりせんべいは、小麦粉を主体にした生地を薄く焼き、熱いうちに曲げて弧の形をつけた焼き菓子風の煎餅です。米を使う醤油煎餅とは違い、砂糖や卵を加えた甘い生地のものが多く、歯ざわりは軽めです。東北から北関東にかけての土産物店でよく見かけますが、地域ごとに配合も呼び名も少しずつ異なります。
特徴
- 焼きたてを曲げるため、一枚ずつ弧の角度が違います。
- 小麦の生地に砂糖を加えるので、香ばしさと甘さが同居します。
- 薄く焼き上げるぶん軽く、歯にあたる感じがさくりと短いのが持ち味です。
食べ方・楽しみ方
- 熱い緑茶やほうじ茶と合わせると、甘さがすっと引きます。
- 湿気ると持ち味の軽さが消えるので、袋を開けたら早めにいただきます。
- しけった分はオーブントースターで1分ほど温め直すと戻ります。
家で楽しむなら
家で近い味を試すなら、小麦粉と砂糖、卵、少量の油を混ぜた薄い生地をフライパンで焼き、熱いうちに麺棒に沿わせて曲げてください。冷めるとすぐ固まるので、一枚ずつ焼くのがこつです。同じ生地の考え方は、瓦せんべい、たまごボーロ、クレープ生地の練習にもそのまま使えます。
由来
小麦粉と砂糖を使った焼き菓子は、各地の街道筋や港町で土産として広まってきました。まがりせんべいがどこで最初に作られたかについては諸説あり、はっきりしたことは分かっていません。
講師への質問
- 湿気てしまったときはどうすればいいですか
- オーブントースターの弱で1分ほど温め、網にのせて冷ましてください。粗熱が取れると軽い歯ざわりが戻ります。
- 保存はどうすればいいですか
- 乾燥剤とともに密閉容器へ入れ、常温の暗い場所に置いてください。冷蔵庫は出し入れで湿気を吸うため向きません。
- 曲げる形がうまくつかないときはどうすればいいですか
- 焼き上がって10秒以内に曲げてください。冷めると割れるので、麺棒や瓶に沿わせて一気に形をつけます。