笹団子|特徴・食べ方・由来
笹の葉を開くと、よもぎの香りが立ちのぼります。笹団子は新潟に伝わる、あんを包んだよもぎ団子を笹でくるんで蒸した菓子です。由来と家庭での楽しみ方をご案内します。
笹団子とは
笹団子は、よもぎを練り込んだ団子で小豆あんを包み、笹の葉でくるんで蒸した和菓子です。新潟県を中心に作られ、笹をすげで結んで数本ずつ束ねた姿がよく知られています。端午の節句や田植えの時期の菓子として親しまれてきました。
特徴
- よもぎの香りが持ち味です。上新粉と白玉粉を合わせるため、こしのある食感になります。
- 笹の葉で包んで蒸すので、葉の香りが移り、乾きにくくなります。
- 中身は小豆のこしあんが基本ですが、粒あんや塩気のある具を入れるものもあります。
食べ方・楽しみ方
- 結んだひもをほどき、笹を開いて手で持って食べます。葉は食べません。
- 固くなったものは、笹ごと蒸し器で5分温めるとやわらかさが戻ります。
- 緑茶やほうじ茶と合わせると、よもぎの香りが引き立ちます。
家で楽しむなら
家で作るなら、乾燥よもぎを湯で戻して細かく刻み、上新粉と白玉粉を合わせた生地に混ぜます。笹が手に入らなければクッキングシートで包んでも蒸せますので、香りは控えめでも食感は近づきます。同じ生地で、草餅、よもぎ団子、みたらし団子も作れます。
由来
山で採れるよもぎと笹を使い、日持ちのする携帯食として作られてきたと言われています。農作業の合間や節句の供え物として広まり、今では土産菓子として定着しました。
講師への質問
- 笹の葉が手に入らないときはどうすればいいですか
- クッキングシートやアルミホイルで包んで蒸せます。香りは出ませんが、生地が乾かず形も保てます。
- 固くなった笹団子はどうすればいいですか
- 笹ごと蒸し器で5分、または水を少しふって600Wで30秒温めます。やわらかさが戻ります。
- 日持ちはどうすればいいですか
- 常温で2日、冷蔵で3日が目安です。それ以上なら1個ずつ包んで冷凍し、2週間以内に蒸して戻します。