アイスクリン|特徴・食べ方・由来
さらりと軽く、シャーベットと氷菓の中間のような口どけ。アイスクリンは高知をはじめとした地域で親しまれてきた冷菓で、乳脂肪が控えめなことがそのまま持ち味になっています。
アイスクリンとは
アイスクリンは、卵と砂糖、牛乳を主体に作られる冷菓です。乳脂肪分が3パーセント未満のものは氷菓や乳製品に分類され、一般的なアイスクリームより軽い口当たりになります。高知県の海岸沿いや公園で、パラソルの下で売られてきた風景でも知られています。
特徴
- 乳脂肪が少なく、口に入れるとすっと溶けます。
- 卵の色と香りがはっきり出て、素朴な甘さになります。
- へらで丸く重ねてコーンやカップに盛る形が知られています。
食べ方・楽しみ方
- 溶けやすいので、買ったら日陰ですぐにいただきます。
- コーンに二段重ねると、下から溶けても手につきにくくなります。
- もなかの皮にはさむと、皮が水分を吸って食べやすくなります。
家で楽しむなら
家で作るときは、卵黄と砂糖、牛乳を鍋に入れて弱火で混ぜ、とろみがついて中心が80度に達するまでしっかり火を通してから冷やし固めます。生クリームを使わないぶん氷の粒が立ちやすいので、1時間おきに3回かき混ぜると口どけがそろいます。アイスクリーム、シャーベット、フルーツポンチも同じ冷やし方の応用で作れます。
由来
氷と乳製品が手に入るようになった時代に、港のある地域で作られ始めたと伝えられています。海水浴場や祭りの露店で売られるうちに、その土地の夏の風物として定着しました。
講師への質問
- 家で作るときの卵はどうすればいいですか
- 必ず弱火で混ぜながら80度まで火を通してください。とろみがついてヘラに膜が張れば目安です。そのあと氷水で急いで冷まします。
- なめらかに仕上げるにはどうすればいいですか
- 冷凍中に1時間おきに3回、フォークでよくかき混ぜてください。氷の粒が大きくならず、口どけがそろいます。
- アイスクリームとの違いはどう見ればいいですか
- 乳脂肪分の量が目安になります。アイスクリンは3パーセント未満のものが多く、軽い口当たりです。表示の種類別を見ると分かります。