味噌カレー牛乳ラーメン|特徴・食べ方・由来
味噌の塩気とカレーの香り、牛乳のまるみが一杯にまとまるのが味噌カレー牛乳ラーメンです。名前を聞くと驚かれますが、口に運ぶと不思議なほど角がありません。成り立ちと味の組み立て、家での楽しみ方をお話しします。
味噌カレー牛乳ラーメンとは
青森市を中心に親しまれている、味噌ラーメンにカレー粉と牛乳を合わせた一杯です。バターとわかめ、もやしをのせるのが定番の形で、市内の何軒かの店が同じ系統の味を守ってきました。北国の寒さに合う、こってりとした一杯として広まりました。
特徴
- 味噌の塩気にカレー粉の香りが乗り、牛乳が全体の角を丸めます。辛さより香ばしさが前に出ます。
- 仕上げのバターが溶けると香りが立ち、スープの表面に膜ができて最後まで熱いままいただけます。
- 具はわかめ、もやし、メンマ、チャーシューが基本で、麺は中太のちぢれ麺が合わせられます。
食べ方・楽しみ方
- まずバターを溶かし切らずに、最初の一口は味噌の輪郭を確かめてからかき混ぜると、味の変化が二度楽しめます。
- わかめともやしをスープにひたしてから麺と一緒に持ち上げると、こってりした後味が軽くなります。
- 残ったスープにご飯を少し入れると、カレーの香りが立ってしめの一皿になります。
家で楽しむなら
家で作るなら、市販の味噌ラーメンのスープにカレー粉を小さじ1、牛乳を50mlほど加えるところから始めてください。牛乳は火を止める直前に入れると分離せず、まるい口当たりになります。同じ考え方で、味噌ラーメン、カレーうどん、ミルクスープの組み立ても覚えられます。
由来
1970年代の青森市で、若い客からの求めに応じて味噌ラーメンに牛乳とカレー粉を合わせたのが始まりとされています。その後、複数の店に受け継がれ、今では市を代表する一杯として案内されることが多くなりました。
講師への質問
- 牛乳を入れるとスープが分離してしまいます。どうすればいいですか
- 沸騰させているのが原因です。火を止める直前に加え、ひと混ぜするだけにとどめてください。冷たいまま一気に入れるのも避けます。
- カレー粉はどのくらい入れればいいですか
- 一杯につき小さじ2分の1から1が目安です。香りが立てば十分で、入れすぎると味噌の甘みが消えます。
- 辛いのが苦手ですが食べられますか
- もともと辛さの強い一杯ではありません。牛乳とバターが辛みをやわらげるので、香りを楽しむ味として召し上がれます。