肉肉うどん|特徴・食べ方・由来
甘辛く煮込んだ牛肉をたっぷりのせた肉肉うどんは、名前の通り肉が主役です。福岡で親しまれてきた一杯で、汁にまで肉の旨みが移っていきます。
肉肉うどんとは
甘辛く煮た牛のすじ肉やホルモンを、うどんが見えなくなるほどのせた一杯です。福岡県の北九州あたりで生まれ、県内に広まったと伝えられています。つゆは肉の煮汁が溶け出した甘辛い味で、麺は柔らかめが基本です。
特徴
- 肉は牛のすじ肉やホルモンを甘辛く煮込んだもので、時間をかけて柔らかくしてあります。
- つゆは醤油と砂糖を効かせた甘辛い味で、肉の煮汁が混ざってさらに濃くなります。
- 唐辛子を効かせた薬味を好みで足す食べ方が、この一杯には定着しています。
食べ方・楽しみ方
- まずつゆを一口飲んでから、肉と麺を一緒に持ち上げてください。
- 途中で唐辛子の薬味を足すと甘辛さが締まり、最後まで飽きません。
- 肉の量が多いので、麺は少なめを頼んで肉を味わう食べ方もあります。
家で楽しむなら
家では牛すじの下ゆでさえ済ませれば作れます。牛すじの甘辛煮、肉うどん、牛丼と同じ煮汁を使い回せますので、多めに煮ておくと重宝します。
由来
戦後の福岡で、安く手に入る牛のすじ肉やホルモンを甘辛く煮て麺にのせたのが始まりと言われています。働く方の腹を満たす一杯として食堂や屋台に広まり、やがて専門の店も生まれました。
講師への質問
- 牛すじが固いときはどうすればいいですか
- 下ゆでのあと、弱火で90分以上煮てください。圧力鍋なら加圧20分が目安です。時間が足りないと固さが残ります。
- 甘さが強すぎるときはどうすればいいですか
- 砂糖を2割減らし、醤油とみりんで調えてください。仕上げに酢を小さじ1加えると後味が軽くなります。
- うどんは何を選べばいいですか
- 柔らかめのゆで麺が合います。つゆを吸わせて食べる一杯ですので、細くこしの強い麺より中太が向きます。