大門素麺|特徴・食べ方・由来
丸まげのように巻かれた姿が目を引く大門素麺は、富山で冬の寒さを頼りに手延べされる素麺です。細いのにコシが強く、ゆで上がりの香りとつるりとした喉ごしが持ち味になります。
大門素麺とは
富山県砺波市の大門地区で作られる手延べ素麺です。ゆでる前の状態で丸まげ状に巻かれ、その形のまま袋詰めされて贈答にも使われます。一巻きがおよそ1人分の目安です。
特徴
- 細さのわりに強いコシがあり、ゆでのびしにくいのが持ち味です。
- 丸く巻かれた形のまま束になっており、分量が読みやすくなっています。
- 寒い時期に手延べされ、乾燥もゆっくり進める作りです。
食べ方・楽しみ方
- 巻きをほどかず、そのまま熱湯へ入れてください。湯の中で自然にほぐれます。
- ゆで時間は2〜3分が目安で、上げたらすぐ冷水でよくもみ洗いします。
- めんつゆのほか、温かいにゅうめんにしても歯ざわりが残ります。
家で楽しむなら
大鍋にたっぷりの湯を沸かし、一度に2巻きまでにとどめると麺同士がくっつきません。ゆで上がりを氷水でしめておけば、翌日の弁当に入れても伸びにくくなります。作りやすいのは、ざる素麺、鶏だしのにゅうめん、野菜と炒める素麺チャンプルーです。
由来
他所から手延べの製法が伝わり、地区の農家が冬の仕事として続けてきたと伝えられます。丸まげ状に巻く形は、輸送と保存の都合から定着したといわれます。
講師への質問
- ゆで時間はどのくらいにすればいいですか
- 2〜3分が目安です。1本すくって芯の白い線が消えたら上げ、すぐ冷水でもみ洗いしてください。
- 麺がくっついてしまうときはどうすればいいですか
- 湯の量が足りない場合がほとんどです。1巻きにつき1L以上の湯を使い、入れた直後に一度だけ大きく混ぜてください。
- 余った素麺はどうすればいいですか
- ゆで置きは冷蔵で当日中が目安です。ごま油を少しからめておくと固まりにくく、翌朝の炒め素麺に回せます。