信州新町のジンギスカン|特徴・食べ方・由来
羊肉は匂いが気になるという方にこそ試していただきたい一皿です。信州新町のジンギスカンは、たれに漬け込んでから焼く味付け肉が主流で、香味野菜のきいたたれが羊の風味をやわらげます。
信州新町のジンギスカンとは
長野市信州新町に根づいた羊肉の焼き肉です。生の肉を焼いてからたれをつけるのではなく、あらかじめたれに漬け込んだ肉を焼くのが土地のやり方です。羊を飼う農家が多かった地域で、家庭の食卓にも上がってきました。
特徴
- 要は漬け込みです。りんごや玉ねぎ、しょうがを合わせたたれに肉を漬けてから焼きます。
- 使う肉はマトンとラムの両方があり、店や家庭で好みが分かれます。
- 野菜はもやしとキャベツ、玉ねぎが定番で、肉のたれをからめながら焼きます。
食べ方・楽しみ方
- 鍋の中央で肉を、周りで野菜を焼き、中心まで火を通してから取り分けます。
- たれが焦げやすいので火加減は中火にし、肉を返す回数は少なめにします。
- 残ったたれを野菜にからめ、ごはんと一緒に食べ切ります。
家で楽しむなら
家庭ではフライパンでも十分です。ラム肉に、すりおろしたりんごと玉ねぎ、しょうゆ、しょうが、にんにくを合わせたたれをもみ込み、30分置いてから中心まで火を通して焼きます。あわせて作りやすいのは、もやしとキャベツの蒸し焼き、玉ねぎのスープ、ねぎ塩だれの冷ややっこです。
由来
羊毛と食肉のために羊が飼われ、地域に羊肉を食べる習慣が根づきました。やがて味付け肉として売られるようになり、土産や贈答にも使われています。
講師への質問
- 羊肉の匂いが気になるときはどうすればいいですか
- 漬けだれのすりおろしりんごとしょうがを増やしてください。焼く直前に汁気を軽く切ると、焦げ臭さも減ります。
- マトンとラムはどう選べばいいですか
- 風味を楽しみたいならマトン、やわらかさ重視ならラムが目安です。初めての方はラムから試すと食べやすいです。
- たれが焦げるときはどうすればいいですか
- 中火に落とし、肉のたれを軽く切ってから焼いてください。焦げついたら一度ふき取ってから続けます。