すすきののラーメン|特徴・食べ方・由来
夜が更けるほど湯気が恋しくなります。すすきののラーメンは味噌を軸にした濃い一杯が主役で、寒い日ほど体になじみます。その特徴と食べ方、家での近づけ方をご案内します。
すすきののラーメンとは
すすきののラーメンは、札幌市中央区の繁華街すすきの周辺で食べられているラーメンを指します。味噌味を中心に醤油や塩を出す店も並び、深夜まで営業する店が多いのが土地柄です。
特徴
- 主役は味噌です。ラードで炒めた野菜の香りを溶かし込んだスープが表面に膜を作り、寒い夜でも冷めにくいのが持ち味になります。
- 麺は中太のちぢれ卵麺が多く、濃いスープをよく持ち上げます。
- 炒めた野菜、コーン、バターなど北の食材を合わせる組み立てが定番です。
食べ方・楽しみ方
- まず一口はスープから。表面の油の下に味噌の香りが隠れています。
- 熱いので麺は少量ずつ持ち上げ、空気に触れさせて冷ましながら食べます。
- 食事の締めに一杯という食べ方が根づいています。量の多い店もあるので、少なめを頼めるか聞いてみるのも手です。
家で楽しむなら
家では味噌だれを先に作っておくと近づきます。もやしとひき肉を強火で炒め、そこにスープを注いで香りを立てるのが要です。味噌ラーメン、野菜炒め、コーンバターごはんまで同じだれで回せます。
由来
札幌の味噌ラーメンは戦後の屋台文化のなかで広まり、繁華街のすすきのが受け皿になったと伝えられます。深夜まで人が動く街の性格と、体が温まる濃い一杯の相性がよかったためと言われています。
講師への質問
- すすきののラーメンはどの時間帯に行けばいいですか
- 深夜まで開く店が多く、22時以降は行列も出ます。落ち着いて食べたいなら開店直後の夕方が目安です。
- 味噌以外も食べられますか
- 醤油や塩を出す店もあります。初めてなら味噌、二杯目以降に他の味を試す順番が違いを感じやすいでしょう。
- 脂が重いと感じるときはどうすればいいですか
- 注文時に脂少なめを頼めるか聞いてみてください。付け合わせの漬物や酢を少し足すのも口直しになります。