つけナポリタン|特徴・食べ方・由来
麺をトマトのスープにつけて食べるつけナポリタンは、静岡県富士市から広まった一皿です。スープの組み立て、麺の太さ、〆までの流れと家で作るときの目安をお伝えします。
つけナポリタンとは
結論から言えば、つけ麺の食べ方とナポリタンの味を合わせた料理です。ゆでた太めのパスタを、トマトを土台にした温かいスープにつけていただきます。静岡県富士市で生まれ、市内の飲食店がそれぞれの解釈で出しているのが特徴で、店ごとにスープの組み立てが違います。
特徴
- スープはトマトを土台に、鶏や豚のだし、ときに和のだしを重ねて厚みを出します。
- 麺は1.8〜2.2mmほどの太めを使い、しっかりゆでてもちもちに仕上げるのが一般的です。
- 具はベーコン、玉ねぎ、ピーマン、きのこなど、ナポリタンでおなじみのものが中心です。
食べ方・楽しみ方
- 麺を3〜4本ずつすくい、スープにくぐらせて食べます。一度に多くつけるとスープが冷めます。
- 途中で粉チーズやタバスコに似た辛味調味料を足すと、後半まで味が動きます。
- 残ったスープにご飯を入れて〆にする食べ方が定着しています。店によっては〆用のご飯が用意されています。
家で楽しむなら
結論から言えば、家ではスープを煮詰めすぎないことが要点です。トマト缶200gに水150mlと固形スープの素を合わせ、玉ねぎとベーコンを中火で5分炒めてから10分煮ると、麺に絡む濃さになります。合わせるならナポリタン、ミネストローネ、ミートソースの作り方を覚えておくと、同じ材料で献立が回せます。
由来
2000年代後半に静岡県富士市の商店街を中心とした取り組みから生まれ、地域の飲食店が共通のテーマで独自の一皿を出す形で広がりました。各地のご当地料理を集めた催しなどを通じて名前が知られるようになり、現在も市内の複数の店で提供されています。
講師への質問
- スープが薄くなってしまうときはどうすればいいですか
- 麺の水気が入っているためです。ゆで上げた麺は湯をしっかり切り、スープは煮詰めて少しとろみがつくまで火を入れておくと最後まで濃さが保てます。
- 麺は何を使えばいいですか
- 1.8mm以上の太めが向きます。表示時間どおり、あるいは30秒長くゆでてもちもちにすると、スープに負けません。細麺だと絡みすぎて味が濃くなります。