焼き鮭の献立|献立の組み立て方
皮まで香ばしく焼けた鮭が一切れあれば、食卓はそれだけで整います。焼き鮭の献立は、副菜と汁物の組み立てしだいで朝にも夕飯にもなる懐の深さがあります。塩気を軸にした考え方をお話しします。
焼き鮭の献立について
軸になるのは塩鮭一切れと、味の重ならない副菜二品です。焼き鮭は塩気がはっきりしていますから、まわりを薄味でまとめると全体がすっきり収まります。ごはんと汁物を加えれば、二十分ほどで一汁三菜の形になります。
献立・料理のアイデア
- ほうれん草のおひたし
- 小松菜と油揚げの煮びたし
- きんぴらごぼう
- ひじきの煮物
- 大根おろしとしらす
- だし巻き卵
- 冷奴とみょうが
- きゅうりとわかめの酢の物
- かぼちゃの煮物
- 納豆と刻みねぎ
- 豆腐とわかめのみそ汁
- けんちん汁
献立の例
| 主菜 | 焼き鮭(甘塩・一切れ80g目安)に大根おろしを添えて |
|---|---|
| 副菜 | ほうれん草のおひたしと、ひじきの煮物 |
| 汁物 | 豆腐とわかめのみそ汁 |
コツ
- 副菜はしょうゆ味を一品までにします。焼き鮭の塩気と重なると、口の中が同じ味で埋まってしまうためです。
- 焼き時間は皮目から中火で6分、返して4分が目安です。魚を先に焼き始め、その間に副菜を仕上げると全体が温かいまま出せます。
- 甘塩鮭を使うなら副菜に酢の物か酢じょうゆの一品を入れます。酸味が入ると塩気の印象が軽くなります。
- ひじきやきんぴらは前の晩に作って冷蔵しておきます。朝は焼くのと汁物だけになり、支度が十分ほど短くなります。
講師への質問
- 鮭の皮がフライパンにくっついてしまうときはどうすればいいですか
- フライパンを十分に温め、油を薄くひいてから皮目を下にして置き、最初の2分は動かさないでください。表面が固まると自然にはがれます。
- 献立に肉料理を足したいときはどうすればいいですか
- 鮭を半量にして、豚肉と野菜の炒め物を小鉢一つ分だけ添えます。主菜を二品にせず、量で調整すると全体が重くなりません。
- 朝ごはんに出すときはどうすればいいですか
- 副菜を一品に減らし、汁物と納豆を添えます。鮭は前夜に焼いて冷蔵し、朝は魚焼きグリルで2分ほど温め直すと手早く済みます。