黒にんにく|手順と時間の目安
黒にんにくは、生のにんにくを低い温度で長く置いて色と味を変えた食材です。作り方は保温するだけと単純ですが、二週間ほどの時間と、においの逃げ場をどうするかの用意が要ります。
20160分目安時間
なぜ・いつ必要か
決め手は温度と時間です。生のにんにくを60〜70℃で二週間ほど保温し続けると、色が黒く変わり、辛みが抜けて甘酸っぱい味わいになります。手間はかからない代わりに家じゅうににおいが回るので、置く場所を先に決めてから始めてください。
用意するもの
- 保温機能のある調理器具
- キッチンペーパー
- ふた付きの容器
- 屋外など風の通る置き場所
手順
にんにくを丸のまま6〜8個用意し、外側の汚れた薄皮だけ落とします。
理由: 皮を残すと乾燥しすぎません。
容器の底にキッチンペーパーを敷き、にんにくを重ならないよう並べます。
理由: 隙間があると熱が均一に回ります。
60〜70℃を保てる設定で保温を始めます。
理由: 高いと焦げ、低いと色が変わりません。
そのまま10〜14日保温し、3日に一度だけ上下を入れ替えます。
理由: 位置を変えると色づきがそろいます。
切ってみて中心まで黒く、しっとりしていれば取り出します。
理由: 中心が茶色ならさらに2日続けます。
風通しのよい場所で1日乾かし、表面の水分を飛ばします。
理由: 表面が乾くと保存しやすくなります。
よくある失敗
- 途中で何度も蓋を開けて温度が下がり、色が変わらない。
- 80℃以上にしてしまい、外側が焦げて苦くなる。
- 屋内で作ってしまい、においが家じゅうに残る。
活用できる料理・場面
- そのまま少量ずつ食べる
- 刻んでドレッシングに混ぜる
- 肉料理のソースに練り込む
- カレーやシチューの隠し味
講師への質問
- においが心配なときはどうすればいいですか
- 屋外の物置やベランダなど、風の通る場所に置いてください。室内で作ると二週間、家じゅうににおいが残ります。
- 途中で失敗していないか確かめるときはどうすればいいですか
- 一週間目に一個取り出して切ってみてください。外側が茶色く変わり始めていれば順調です。変化がなければ温度不足です。
- 出来上がったものはどう保存すればいいですか
- 一片ずつ皮をむいて密閉容器に入れ、冷蔵で1か月、冷凍で半年が目安です。乾かしてから入れると水滴がつきません。