キャベツの千切り|手順と時間の目安
ふわりと山になった千切りは、それだけで揚げ物の隣が華やぎます。キャベツの千切りは道具より手順で決まる作業で、芯の扱いと繊維の向きを覚えれば、包丁一本で細さがそろいます。
10分目安時間
なぜ・いつ必要か
揚げ物や生姜焼きの付け合わせは、キャベツの千切りの細さで印象が変わります。太いと口に残り、細いと甘みが立ちます。買ってきた一玉を無駄なく使い切るためにも、覚えておいて損のない作業です。
用意するもの
- よく研いだ包丁(牛刀か三徳)
- まな板
- 冷水を張ったボウル
- ざるとキッチンペーパー
手順
外葉を2枚外し、芯に包丁を差し込んで円錐形に切り取ります。
理由: 芯があると葉が浮き、包丁が滑ります。
葉を3〜4枚ずつはがし、大きいものは半分に切って重ねます。
理由: 重ねる枚数を減らすと、刃がぶれません。
重ねた葉をくるりと巻き、手前を軽く押さえて筒状にします。
理由: 筒にすると厚みがそろい、細さが安定します。
葉脈と直角の向きに、1mm幅を目安に手前から刻みます。
理由: 繊維を断つ向きだと、口当たりがやわらかくなります。
刻んだそばから冷水に3分放し、指で軽くほぐします。
理由: 水に触れると細胞が張り、しゃきっと立ちます。
ざるに上げて水を切り、キッチンペーパーで包んで軽く押さえます。
理由: 水が残るとドレッシングが薄まります。
よくある失敗
- 太さがばらつく → 葉を重ねすぎています。3〜4枚までにして、巻いてから刻んでください。
- 水っぽくなる → さらし時間が長すぎるか、水切りが甘い合図です。3分で上げ、紙で押さえます。
- しんなりして甘みが抜ける → 切ってから時間を置きすぎです。食べる15分前を目安に切ってください。
活用できる料理・場面
- とんかつや唐揚げの付け合わせ
- 生姜焼きの下に敷く
- コールスロー
- ホットサンドや焼きそばパンの具
講師への質問
- スライサーを使ってもいいですか、どうすればいいですか
- 問題ありません。刃に対してキャベツを直角に当て、最後まで削らず3cmほど残して手を守ってください。仕上がりは包丁より均一です。
- 切り置きするにはどうすればいいですか
- 水気を拭いて保存容器に入れ、湿らせたキッチンペーパーをかぶせて冷蔵します。翌日までが目安です。
- 包丁が進まないときはどうすればいいですか
- 刃が鈍っています。研いでから、刃元から刃先まで長く引くように動かしてください。押し切ると葉がつぶれます。