餅のトースター焼き|手順と時間の目安
表面がぷくりとふくらみ、うっすら焦げ目がついたら食べごろです。餅のトースター焼きは網とアルミホイルの使い方で仕上がりが変わり、くっつかせずに中まで柔らかくできます。手順と時間の目安をお伝えします。
12分目安時間
なぜ・いつ必要か
餅をトースターで焼くのは、電子レンジでは出せない香ばしさと、外は張って中はとろりという二層の食感が生まれるからです。正月に限らず、切り餅が残ったときの手軽な火の入れ方として覚えておくと役に立ちます。
用意するもの
- オーブントースター(1000W前後のもの)
- アルミホイル
- トング(熱いまま取り出すため)
- 受け皿またはトレー
手順
切り餅の表面を固く絞った布で拭き、粉や汚れを落とします。
理由: 粉が残ると焦げやすく、苦みの原因になります。
アルミホイルを網に敷き、餅を置く場所だけサラダ油を薄く塗ります。
理由: 油の膜があるとふくらんだ餅がホイルに張りつきません。
餅どうしを2cm以上あけて並べ、1000Wで5分焼きます。
理由: 間隔をあけるのは、ふくらんだときにくっついて破れるのを防ぐためです。
表面に薄い焦げ目がついたら一度扉を開け、トングで裏返してさらに3分焼きます。
理由: 返すことで両面が均一に張り、片側だけ破れるのを避けられます。
全体がふくらんで、指で軽く押すとへこむ状態になったら取り出します。
理由: ふくらみは中まで温まった合図で、押した感触が確かな目安になります。
1分置いてから器に移し、しょうゆやきなこを添えます。
理由: 少し置くと外側が落ち着き、持ち上げても崩れません。
よくある失敗
- 網に直接置いてしまい、溶けた餅が網目に落ちて固まる。アルミホイルを敷き、油を薄く塗ってから置いてください。
- 強い温度で一気に焼き、外だけ焦げて中が固いまま残る。1000Wで5分と3分に分け、途中で返すのが目安です。
- 餅を隣どうし詰めて並べ、ふくらんだときにくっついて破れる。2cm以上あけて置いてください。
活用できる料理・場面
- しょうゆをつけて焼きのりで巻く磯辺焼き
- きなこと砂糖をまぶした一皿
- 温かい汁に入れる雑煮
- 小豆を添えたぜんざい
講師への質問
- 餅が固くてなかなかふくらまないときはどうすればいいですか
- 焼く前に水にさっとくぐらせ、水気を拭いてから並べてください。表面の水分が蒸気になって、ふくらみやすくなります。
- 焼きすぎて硬くなってしまうときはどうすればいいですか
- ふくらんだ時点で取り出してください。目を離すと1分で状態が変わるので、5分を過ぎたら扉の前で見ているのが確実です。
- 何個まで一度に焼けばいいですか
- トースターの庫内なら2〜3個までにしてください。詰めると温度が下がり、焼き時間が延びて表面だけ固くなります。