オーブントースター|選び方・使い方・手入れ
オーブントースターは、パンを焼くだけの道具ではありません。グラタンから干物、揚げ物の温め直しまで引き受けるオーブントースターの選び方と使いこなしをお話しします。
オーブントースターとは
上下のヒーターで庫内を高温にし、表面を短時間で焼き上げる調理器具です。予熱がほとんど要らず、少量の加熱を任せるのに向いています。
種類と違い
- 上下ヒーター式 — 最も一般的で、価格が手ごろ。焼き色を短時間でつけるのが得意です。
- 温度調節つき — 100度から250度ほどまで設定でき、焼き菓子や低温での温め直しに対応します。
- コンベクション式 — 庫内の熱を送風で回すため、火の通りが均一で揚げ物の温め直しに向きます。
- スチーム式 — 蒸気を加えて焼くため、パンの内側の水分が残り、外は香ばしく仕上がります。
- オーブン兼用の大型 — 天板が広く、グラタン皿や小さめの丸皿がそのまま入ります。
選び方
- 庫内の高さを最初に見てください。グラタン皿や食パンの厚切りが入るかは、ここで決まります。
- 温度調節ができるかどうかを確かめます。段階式より数字で設定できるほうが、失敗が減ります。
- 扉と受け皿が外せる機種を選んでください。手入れのしやすさが、長く使えるかを分けます。
- 設置場所の上と後ろに10cm以上の余裕がとれるか、寸法を測ってから決めます。
使い方
- 2分だけ予熱してから入れてください。冷たい庫内に入れると、焼き色がつく前に中が乾きます。
- 焦げやすいものはアルミホイルをふんわりかぶせ、最後の1分で外すと色がきれいに入ります。
- 揚げ物の温め直しは、アルミホイルの上に網を置くか、受け皿に少し隙間を作ると衣が戻ります。
お手入れ
- 使うたびに受け皿のくずを捨ててください。たまったくずは焦げのにおいと発煙のもとです。
- 庫内は冷めてから、固く絞った布で拭きます。熱いうちに水気を当てるとヒーターを傷めます。
- 扉のガラスの汚れは、重曹を少量溶かした湯で拭くと落ちます。研磨剤入りのものは傷になります。
講師への質問
- 焼きむらが出るときはどうすればいいですか
- 途中で天板の向きを180度変えてください。庫内の奥は熱がこもりやすいものです。厚みのあるものは、真ん中を避けて置くと均一に焼けます。
- アルミホイルは使っても大丈夫ですか
- 使えますが、ヒーターに触れない位置に置いてください。庫内いっぱいに敷き詰めると熱がこもりすぎます。受け皿の上に敷く程度が安全です。
- オーブンの代わりになりますか
- 少量の焼き物なら代わりになります。ただし温度が安定しにくいので、焼き菓子は温度調節つきの機種で、時間を短めから様子を見てください。