レンジご飯|手順と時間の目安
レンジご飯は、炊飯器を使わずに電子レンジでご飯を炊く方法です。1〜2合の少量なら、鍋より手軽で失敗も少なくできます。吹きこぼれを防ぐ容器選びと、加熱後の蒸らし時間さえ守れば、粒の立ったご飯になります。
35分目安時間
なぜ・いつ必要か
炊飯器がない、1人分だけ炊きたい、炊飯器がふさがっている。そんなときにレンジがあれば20分ほどでご飯が用意できます。少量を炊くには、むしろ向いた方法です。
用意するもの
- 深めの耐熱容器(1合なら1.5L以上)
- ふんわりかけるラップ、または蒸気を逃がす蓋
- ざるとボウル
- しゃもじ
手順
米1合(150g)をボウルで3回研ぎ、ざるに上げて5分水をきります。
理由: 最初の水は濁りが強いのですぐ捨ててください。ぬかの匂いが残りません。
耐熱容器に米と水220mlを入れ、30分浸します。夏場は20分で十分です。
理由: 浸水が芯の残る、残らないを分けます。ここは省けません。
ラップをふんわりかけ、600Wで5分加熱します。
理由: 最初は強めに加熱して沸騰させ、水を米に吸わせます。
続けて200Wに落とし、12分加熱します。吹きこぼれそうなら一度止めてください。
理由: 弱い出力に落とすのが、鍋でいう弱火にあたります。
レンジから出さず、扉を閉めたまま10分蒸らします。
理由: 蒸らしで全体の水分が均一になります。ここを飛ばすとべたつきます。
しゃもじで底から大きく返し、余分な蒸気を逃がします。
理由: 切るように返すと粒がつぶれず、ふっくら仕上がります。
よくある失敗
- 浅い容器を使って、加熱中に盛大に吹きこぼれる
- 浸水を省いて、中心に芯が残ったご飯になる
- 加熱後すぐに蓋を開けて、水分が抜けきらずべたつく
活用できる料理・場面
- 1人分の食事を手早く用意したいとき
- 炊飯器がふさがっていて、もう一品ご飯が要るとき
- 炊き込みご飯を少量だけ試したいとき
- 冷凍ご飯を切らしたときの応急の一膳
講師への質問
- 吹きこぼれるときはどうすればいいですか
- 容器の容量を米の量の10倍以上にしてください。1合なら1.5L以上です。ラップはぴったり閉じず、端を少し開けて蒸気の逃げ道を作ります。
- 2合炊くときはどうすればいいですか
- 米300gに水440ml、600Wで7分、200Wで16分、蒸らし10分が目安です。容器は3L以上を。それ以上の量はレンジより鍋のほうが確実です。
- べたつくときはどうすればいいですか
- 水を10ml減らしてください。蒸らし後にしゃもじで大きく返し、1分ほど蒸気を逃がすのも効きます。研いだ後の水きりを5分とるのも忘れずに。