トマトの冷凍保存|手順と時間の目安
トマトの冷凍保存は、余らせがちなトマトを最後まで使いきる方法です。凍らせると皮がするりとむけ、煮込みではうまみが出やすくなります。丸ごと、くし形、ざく切りの三通りを、用途に合わせて使い分けていきましょう。
15分目安時間
なぜ・いつ必要か
トマトは日持ちが短く、熟すと一気に傷みます。冷凍しておけば1か月使えますし、凍らせることで細胞がこわれ、加熱料理でうまみが出やすくなります。
用意するもの
- 冷凍用保存袋(Mサイズ)
- キッチンペーパー
- 包丁とまな板
- バット(急速に凍らせる用・あれば)
手順
トマトを流水で洗い、キッチンペーパーで水分を完全に拭き取ります。
理由: 水分が残ると表面に霜がつき、解凍時に水っぽくなります。
ヘタをくり抜きます。丸ごと冷凍するならここまでで下ごしらえは完了です。
理由: ヘタは凍っても硬いままで、削るのが面倒になります。
用途に応じて、くし形6等分か2cm角のざく切りにします。
理由: 凍ってからは切れません。使う形に切ってから凍らせるのが要です。
バットに重ならないように並べ、1時間ほど凍らせます。
理由: 先にばらばらに凍らせると、袋の中で貼りつきません。
凍ったら保存袋に移し、空気を抜いて口を閉じ、日付を書きます。
理由: 空気を抜くと霜がつかず、味の落ちが遅くなります。
使うときは凍ったまま鍋やフライパンに入れます。皮をむくなら流水を10秒当ててください。
理由: 水を当てると皮だけが緩みます。指でつまむとするりとむけます。
よくある失敗
- 水分を拭かずに凍らせて、白い霜だらけになる
- 丸ごと袋に入れて重ね、団子状に貼りついて取り出せなくなる
- 解凍してから加熱しようとして、水が出てべちゃべちゃになる
活用できる料理・場面
- 凍ったままミネストローネやスープに入れる
- カレーやハヤシライスに加えて酸味とうまみを足す
- パスタのトマトソースをフライパンで作る
- すりおろしてドレッシングや冷製スープにする
講師への質問
- 冷凍したトマトは生で食べられますか
- 生食には向きません。解凍すると水が出て食感が失われます。加熱料理に使ってください。凍ったまますりおろしてシャーベット状にする使い方はできます。
- 保存期間はどれくらいですか
- 1か月が目安です。それを過ぎても食べられますが、香りが落ちて霜がつきます。袋に日付を書いておくと管理しやすくなります。
- ミニトマトも同じ方法でいいですか
- 同じでかまいません。洗って水分を拭き、ヘタを取ってそのまま凍らせてください。切らずに凍らせても、加熱すればすぐ崩れます。