強炭酸水|種類と淹れ方のコツ
口に含んだ瞬間にぱちぱちと弾ける、あの刺激が身上です。強炭酸水はそのまま飲むだけでなく、割り材としても料理の下ごしらえとしても働きます。種類と選び方、家での扱い方をご案内します。
強炭酸水とは
強炭酸水は、水に溶かした二酸化炭素の量を多くした炭酸水のことです。一般的な炭酸水よりガス圧が高く、開けたときの泡立ちと口当たりの刺激がはっきりしています。無糖のものが中心で、飲用のほか割り材や調理にも使われます。
種類
- 無糖の強炭酸水:味の付いていない基本の形で、割り材にも料理にも使えます。
- 天然水を使ったもの:口当たりがやわらかく、そのまま飲むのに向きます。
- 硬度の高い水を使ったもの:舌に残る感じがしっかりしていて、飲みごたえがあります。
- レモンやライムの香り付き:香りだけで甘みのないタイプで、食事中にも合わせやすい形です。
- 小瓶タイプ:一度に飲みきれる量で、最後まで炭酸が抜けません。
- 大容量のペットボトル:割り材として何杯も使う日に向きます。
- 家庭用の炭酸製造器で作るもの:ガスの強さを自分で決められ、費用も抑えられます。
家での淹れ方・作り方
グラスと炭酸水を冷蔵庫でよく冷やします。飲む1時間前には入れておいてください。
理由: 水温が低いほど二酸化炭素が溶けたままになり、泡が長持ちします。
グラスに氷を八分目まで入れ、氷どうしの隙間をなるべく詰めます。
理由: 隙間が少ないほど注いだときの泡立ちが抑えられ、炭酸が逃げません。
ボトルを傾け、グラスの内側の壁を伝わせるようにゆっくり注ぎます。
理由: 上から落とすと衝撃でガスが一気に抜けてしまいます。
八分目まで注いだら、マドラーは使わず一度だけ静かに持ち上げて置きます。
理由: かき混ぜるほど炭酸は抜けます。混ぜない勇気がいちばんのこつです。
レモンを使うなら、絞らずにくし形を一切れ落とすだけにします。
理由: 絞ると果汁の泡でガスが逃げるので、香りだけ移すほうが刺激が残ります。
残ったボトルはふたを固く締め、立てて冷蔵庫へ戻します。
理由: 横に寝かせると液面が広がり、その分だけガスが早く抜けます。
相性のよい食べ物
- 揚げ物(唐揚げや天ぷら)
- 塩気のあるチーズ
- 焼き鳥のたれ味
- 柑橘を使ったさっぱりした前菜
コツ
- 開けたら3日以内に飲みきるつもりで買います。500mlの小瓶を数本のほうが、大瓶一本より最後までおいしく飲めます。
- 揚げ物の衣に使うときは、粉と合わせたら混ぜすぎずすぐ揚げます。時間を置くと泡が消えて効果がなくなります。
- 米を炊くときに水の代わりに使うなら、常温に戻してから計ってください。冷たいままだと水加減が読みにくくなります。
講師への質問
- 炭酸がすぐ抜けてしまいます。どうすればいいですか
- よく冷やして、氷を先に多めに入れることです。注ぐときはグラスの壁を伝わせ、混ぜないでください。それだけで持ちが変わります。
- 料理に使うときはどうすればいいですか
- 天ぷらの衣に冷たいまま加えると軽く揚がります。豆をゆでるときに加えると、やわらかくなるのが早まります。
- 刺激が強すぎるときはどうすればいいですか
- 氷を多めにして少し溶かしながら飲むか、無糖のお茶を少量足してください。炭酸の当たりがやわらぎます。