梅ジュース|種類と淹れ方のコツ
青梅と砂糖だけで作る梅ジュースは、夏の始まりを知らせてくれる一本です。仕込みの時期と手順、濁らせないためのこつを順にお話ししましょう。
梅ジュースとは
梅ジュースは、青梅を砂糖に漬けて出たシロップを、水や炭酸で割って飲むものです。6月ごろに仕込み、2〜3週間ほどで飲めるようになります。
種類
- 氷砂糖で漬けたもの
- きび砂糖で漬けたもの
- はちみつで漬けたもの
- 一度凍らせた梅で漬けたもの
- 完熟梅で漬けた香りの強いもの
- 水で割ったもの
- 炭酸で割ったもの
- 湯で割った温かいもの
家での淹れ方・作り方
青梅1kgを水に2時間浸けてあくを抜き、水気を拭いてへたを竹串で取ります。
理由: へたが残ると渋みが出ます。
へたを取った梅を、袋に入れて丸一日冷凍します。
理由: 凍らせて繊維を壊しておくと、エキスが早く出ます。
煮沸して完全に乾かした容器に、凍った梅と氷砂糖1kgを交互に重ねます。
理由: 交互にすると砂糖が全体に行き渡ります。
ふたをして冷暗所に置き、1日1回、容器を回して砂糖を溶かします。
理由: 溶け残りが底にたまると、発酵の元になります。
2〜3週間して梅がしわしわに縮んだら、実を取り出します。
理由: 入れっぱなしにすると渋みが出てきます。
シロップを鍋に移し、弱火で15分、80度前後を保って加熱してから冷まします。
理由: 加熱すると発酵が止まり、長く保てます。
相性のよい食べ物
- かき氷
- 無糖のヨーグルト
- 脂ののった焼き魚
- 夏野菜の揚げ浸し
コツ
- 容器は必ず煮沸して、完全に乾かしてから使います。水気は濁りと発酵の元です。
- 泡が立って甘い匂いが変わったら発酵しています。すぐに実を出して加熱してください。
- 取り出した梅は捨てずに、砂糖と一緒に煮れば梅ジャムになります。
講師への質問
- 梅の出回る時期を逃したときはどうすればいいですか
- 冷凍の青梅が通年で手に入ります。生の梅と同じ手順で漬けられ、むしろエキスが早く出ます。
- シロップが泡立ってきたときはどうすればいいですか
- 発酵の合図です。実を取り出し、シロップだけを弱火で15分加熱してから冷まし、冷蔵で保存してください。
- 甘さを控えたいときはどうすればいいですか
- 砂糖は梅の8割まで減らせます。それ以下だと保ちが悪くなるので、必ず冷蔵で保存して早めに使いきります。