オステリアの楽しみ方|メニューと値段の目安
扉を開けると黒板の品書きとワインの棚が目に入る、あの気安さが魅力です。オステリアはイタリアの町の食堂を指す言葉で、日本でも郷土料理を手頃に出す店を指します。品書きの読み方と楽しみ方をお話しします。
オステリアとは
オステリアは、もともとイタリアの町にある気取らない食堂を指す言葉です。日本では、ワインと地方の郷土料理を手頃な値段で出す小さな店を指すことが多く、白い皿の高級店とは別の親しみやすさが持ち味になっています。
定番のメニュー
- 前菜の盛り合わせ
- 生ハムとサラミの皿
- 季節野菜のマリネ
- ミネストローネ
- 手打ちパスタ
- ラザニア
- きのこのリゾット
- 鶏肉のロースト
- 白身魚の煮込み
- ティラミス
値段の目安
1人あたり3,000〜5,000円が目安です。昼の定食なら1,200〜2,000円ほどで収まります。
楽しみ方
- 前菜を二品ほど分け合い、パスタか主菜を各自で頼む流れが基本です。最初から一人一皿ずつ全部頼むと量が多くなります。
- 黒板に書かれた本日の品は、その日に届いた材料で作られています。迷ったらまずそこから選んでください。
- ワインはグラスで頼み、料理に合わせて途中で変えるのが気楽です。銘柄が分からなければ、料理を伝えて相談すれば足ります。
- 夜の混み合う時間は19時から21時ごろです。ゆっくり話したいときは開店直後を選ぶと落ち着けます。
お店選びの目安
- 地方の名前が付いた料理が並んでいる店は、作り手の土台がはっきりしています。品書きの偏りはむしろ良い印象です。
- パスタが手打ちかどうか書かれている店は、粉から扱っている可能性が高くなります。
- 席数が20席前後の小さな店ほど、目が行き届いて料理の温度が保たれます。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、素材を三つに絞って塩とオリーブ油で組み立てる考え方をまねするのが早道です。凝った工程よりも、良い油と塩、火の入れ方に気を配るほうが味が近づきます。手はじめには、野菜のマリネ、きのこのリゾット、鶏肉のローストの三つが向いています。
講師への質問
- 一人で入るときはどう頼めばいいですか
- 前菜一品とパスタ一皿、グラスワインが標準的です。量が心配なら前菜を半量にできるか尋ねてみてください。
- ワインが分からないときはどうすればいいですか
- 頼んだ料理と、赤か白かの好み、予算の三つを伝えれば十分です。銘柄を覚えていく必要はありません。
- 子ども連れでも大丈夫でしょうか
- 席数の少ない店は事前に確認するのが確実です。取り分けやすいパスタや煮込みを頼むと食事が進みます。