イタリア料理|特徴と代表的な料理
材料を少なく、手数も少なく、素材の味をまっすぐ出す。イタリア料理の骨組みはそこにあります。地方ごとの違いから、家の台所で作りやすい料理まで、順にお伝えします。
特徴
素材の数を絞り、油、塩、酸味の三つで味を立てるのが基本の考え方です。手を加えすぎないことが持ち味になります。,南北で性格がはっきり分かれます。北は乳製品と米、南はオリーブ油とトマトが軸になります。,パスタは形と太さで合わせるソースが決まり、細い麺には軽い油のソース、太い麺や短い形には具の多いソースが合わせられます。,前菜、第一の皿、第二の皿と料理を順に出す構成があり、一皿ずつを軽く仕立てるのが前提になっています。
代表的な料理
- トマトソースのパスタ
- カルボナーラ
- ジェノベーゼ
- ペペロンチーノ
- ラザニア
- リゾット
- ミネストローネ
- アクアパッツァ
- カプレーゼ
- 焼きたてのピザ
- ティラミス
- パンナコッタ
よく使う調味料・食材
- オリーブ油
- にんにく
- トマトの水煮
- 粉チーズ
- バジル
- 赤唐辛子
家庭で作りやすい料理
- ペペロンチーノ。にんにくを冷たい油から弱火で温め、ゆで汁で乳化させるだけで成立します。
- ミネストローネ。冷蔵庫の野菜を1cm角に切り、トマトの水煮とコンソメで20分煮れば形になります。
- カプレーゼ。トマトとチーズを切って並べ、オリーブ油と塩をかけるだけで前菜になります。
成り立ち
半島は南北に長く、土地ごとに採れるものが違ったため、地方料理がそれぞれ独自に発達しました。新大陸からトマトが伝わって以降、南部を中心にトマトを使う料理が広がり、現在知られる姿に近づいたと言われています。
講師への質問
- パスタのゆで汁はなぜ取っておくのですか
- でんぷんを含んだ湯が、油と水分をつなぐ役をします。ソースに大さじ1ずつ足すと、麺に絡むとろみが出ます。
- オリーブ油はどう使い分ければいいですか
- 炒めや加熱には香りの穏やかなもの、仕上げにかけるなら香りの強いものを選んでください。加熱で香りは飛びます。
- 家で本場らしい味に近づけるにはどうすればいいですか
- 材料を増やさないことです。にんにく、油、塩、トマトのどれか一つを主役に決め、他を控えると味の芯が立ちます。