たまごせんべい|レシピと作り方のコツ
薄く焼いた生地が、冷めるにつれてぱりっと締まっていきます。たまごせんべいは、卵と粉と砂糖だけでできる、昔ながらの焼き菓子です。焦がさずに焼き上げる火加減を、作り方に沿ってお伝えします。
先生の一言
- 縁だけ焦げて中が生 → 火が強すぎます。弱火に落とし、片面2分をかけてじっくり焼きます。
- 冷めてもしんなりする → 焼き足りないか、重ねて冷ましています。網の上で一枚ずつ広げて冷まします。
- 厚くなって固い → 生地が濃すぎます。牛乳を小さじ1ずつ足し、流したときにすっと広がるかたさにします。
40分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 卵2個室温に戻し、こしてこしを切っておく
- 薄力粉60g二度ふるう。だまが残ると焼きむらになる
- 片栗粉15g薄力粉と一緒にふるい、軽さを出す
- 砂糖55g卵とよくすり混ぜて溶かす
- 牛乳大さじ2生地の伸びを調整する
- 無塩バター15g溶かして人肌に保つ
- 塩ひとつまみ甘みを引き締める
- 白いりごま小さじ2焼く直前に生地へ散らす
- 焼き型に塗る油少々紙で薄く広げる
作り方
卵に砂糖と塩を加え、砂糖の粒が消えるまで3分すり混ぜます。
理由: 溶け残ると焼いたときにその部分だけ焦げます。
牛乳と溶かしバターを加え、なめらかになるまで混ぜます。
理由: バターは人肌に。熱いと卵が固まり、粒が残ります。
薄力粉と片栗粉をふるい入れ、粉気が消えるまで混ぜます。
理由: 混ぜすぎると粘りが出て、ぱりっとしません。
ラップをして室温で20分休ませ、生地を落ち着かせます。
理由: 休ませると粉が水分を吸い、焼きむらが減ります。
フライパンを弱火で温め、油を薄くのばして生地を大さじ1流します。
理由: 弱火を守ります。中火だと縁だけ焦げて中が生になります。
薄く広げていりごまを散らし、弱火で2分、裏返して1分焼きます。
理由: 両面ともしっかり火を通し、生地の中まで乾かします。
網に取って完全に冷まし、ぱりっと締まってから缶に移します。
理由: 重ねて冷ますと湿気がこもり、しんなりします。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 完全に冷ましてから乾燥剤とともに缶へ。常温で1週間が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 缶ごとではなく、袋に入れて冷凍3週間が目安です。 |
| 温め直し | 湿ったらトースターで1分半温め、網の上で冷ますとぱりっと戻ります。 |
アレンジ
- 生地に青のりを小さじ1混ぜ、塩味に寄せる
- 焼きたてを丸めて、筒形の菓子にする
- きなこを大さじ1混ぜ、香ばしさを重ねる
卵のたんぱく質と、小麦のでんぷんを含みます。
講師への質問
- 薄く均一に広げられないときはどうすればいいですか
- 生地を流したらフライパンを持ち上げて回してください。それでも広がらないなら、牛乳を小さじ1足して伸びをよくします。
- 何枚も焼くときの火加減はどうすればいいですか
- 一枚ごとにフライパンを一度ぬれ布巾に置いて温度を下げてください。焼き続けると鍋が熱くなり、焦げやすくなります。
- 丸めて形をつけるのはどうすればいいですか
- 焼き上がってすぐ、熱いうちにめん棒に巻きつけてください。冷めると割れますので、10秒以内に形を決めます。