アールグレイのカフェイン|基本と押さえどころ
柑橘の香りが立つ一杯は、午後のひと息にちょうどよいものです。アールグレイのカフェインがどのくらい含まれるか、淹れ方でどう変わるかを、目安の数字でお話しします。
概要
アールグレイは紅茶の葉にベルガモットの香りをつけたもので、カフェインの量は基となる紅茶とほぼ同じです。浸出液100mlあたり約20mgが目安ですので、カップ1杯150mlで約30mgになります。コーヒーの浸出液が100mlあたり約60mgとされますので、同じ量ならおよそ半分という見当です。ただし茶葉の量、湯の温度、蒸らし時間で数字は動きます。香りづけの成分はカフェインの量には関係しません。
押さえどころ
- 紅茶の浸出液は100mlあたり約20mgが目安です。
- カップ1杯(150ml)で約30mgという計算になります。
- コーヒーは100mlあたり約60mgが目安で、紅茶のおよそ3倍にあたります。
- 煎茶は100mlあたり約20mg、玉露は約160mgと幅があります。
- 茶葉を多く使う、湯を熱くする、蒸らしを長くする、いずれもカフェインを増やす方向に働きます。
- ベルガモットの香りづけそのものは、カフェインの量に影響しません。
具体例
- アールグレイ カップ1杯(150ml) … 約30mgが目安
- ミルクティー … 湯の量が同じなら茶の量は変わりませんが、1杯の紅茶が薄まります
- アイスティー … 濃く淹れて氷で薄めるため、1杯あたりはほぼ同程度になります
- 水出し紅茶 … 低温で抽出するため、同じ茶葉量でも溶け出す量が少なくなります
- ティーバッグ2個で1杯 … 単純に茶葉が倍ですので、量も増えます
- カフェインを控えた紅茶 … 処理でカフェインを減らした製品も市販されています
実践のコツ
- 量を控えたいなら、蒸らし時間を短くしてください。3分を2分にするだけでも溶け出す量は減ります。
- 湯の温度を90度前後に下げると、香りは残しつつ抽出が穏やかになります。
- 夕方以降に飲むなら、水出しにするか、カフェインを減らした茶葉を選ぶという手があります。
講師への質問
- アールグレイは普通の紅茶よりカフェインが多いですか
- 変わりません。香りづけの違いだけで、基となる茶葉は同じです。量は茶葉の種類と淹れ方で決まります。
- ミルクを入れるとカフェインは減りますか
- 減りません。液体が増えて1mlあたりの濃さは下がりますが、カップに入っている総量は同じです。
- 夜に飲みたいときはどうすればいいですか
- 水出しにするか、蒸らしを短くして薄めに淹れてください。カフェインを減らした茶葉を選ぶのも一つの方法です。