バナナの保存|基本と押さえどころ
買ったときの黄色を、少しでも長く保ちたいものです。バナナの保存は温度と接地面のふたつが要で、房を分けて風通しよく置くだけで、傷む速さが目に見えて変わります。
概要
バナナは低温に弱い果物で、冷蔵庫の温度帯では皮が黒く変色します。常温で15〜20度前後の風通しのよい場所に置くのが基本です。房のまま平らに置くと、下になった面から傷むため、1本ずつ分けるか吊るして接地面を減らすと日もちが変わります。追熟が進みすぎたものは皮をむいて冷凍すれば、飲み物や焼き菓子に回せます。用途を決めておけば、黄色いうちに食べ切れなくても無駄になりません。
押さえどころ
- 常温15〜20度が基本です。夏場の室温が高い日は、冷房の効いた部屋に置いてください。
- 冷蔵庫の通常の温度帯では皮が黒ずみます。すぐ食べるなら短時間の冷蔵にとどめます。
- 房を1本ずつ切り分けると、傷みの広がりが遅くなります。
- 吊るすか、山型の面を上にして置くと、接地面からの傷みを防げます。
- 常温での目安は3〜5日、青みが残るものなら1週間ほどもちます。
- 皮をむいて冷凍すれば1か月が目安です。凍らせる前に一口大に切っておくと使いやすくなります。
具体例
- 1本ずつ分けて、かごに山型を上にして置く
- 専用のフックや紐で吊るして風を通す
- 切り口をラップで覆って乾燥を防ぐ
- 熟したものを皮をむいて輪切りにし、冷凍する
- 冷凍したものをスムージーやアイス風のおやつに使う
- つぶして焼き菓子の生地に混ぜ込む
実践のコツ
- りんごと同じ場所に置かないでください。熟すのが早まります。
- 軸の部分をラップで包むと、傷みの進みがいくらか遅くなります。
- 冷凍する前に一口大に切り、レモン汁を少しふると色の変化を抑えられます。
講師への質問
- 皮が黒くなってしまったときはどうすればいいですか
- 中身が変色していなければ食べられます。やわらかくなった分、甘みが強いので、つぶして焼き菓子や飲み物に使うのが向きます。
- 熟すのを遅らせたいときはどうすればいいですか
- 涼しく風通しのよい場所で、1本ずつ分けて置いてください。房のままだとエチレンがこもり、全体が早く熟します。
- 冷凍したものはどう使えばいいですか
- 凍ったまま飲み物に回すか、5分ほど置いてやわらかくして生地に混ぜてください。完全に解凍すると水分が出て扱いにくくなります。