パウンドケーキ|レシピと作り方のコツ
材料を同じ重さでそろえるところから名前がついた、素朴な焼き菓子です。パウンドケーキのレシピを、バターの戻し方と卵の混ぜ方という二つの山を中心にご案内します。
先生の一言
- 生地が分離してぼそぼそになった → 卵が冷たいか、一度に入れすぎです。室温に戻して大さじ1ずつ加えます。
- ふくらまなかった → バターの練り込み不足か予熱不足です。白っぽくなるまで練り、170℃に温めてから入れます。
- 中央が生っぽい → 焼き時間が足りません。竹串で確かめ、5分ずつ追加し、焦げそうならアルミ箔をかぶせます。
75分調理時間の目安
4人分(18cm型1本)分量
ふつう難しさ
材料(4人分(18cm型1本))
- 無塩バター100g室温に戻し、指で押してへこむ状態にする
- 砂糖90g細かい粒のものが混ざりやすい
- 卵2個(100g)室温に戻して溶きほぐす
- 薄力粉100gふるっておく
- ベーキングパウダー小さじ1/2薄力粉と一緒にふるう
- 塩ひとつまみ甘みを引き立てる
- 牛乳大さじ1生地の固さの調整用
- バニラオイル少々好みで
- 型に塗るバター適量型の内側に薄く塗る
作り方
型に紙を敷き、オーブンを170℃に予熱します。
理由: 予熱が足りないと生地が横に広がって膨らみません。
バターを泡立て器で練り、白っぽくなるまで2分混ぜます。
理由: 空気を含ませることが、ふくらみの土台になります。
砂糖と塩を3回に分けて加え、そのつど1分混ぜます。
理由: 分けて入れると溶け残りが出ません。
溶き卵を大さじ1ずつ加え、そのつどしっかり混ぜます。
理由: 一度に入れると分離します。冷たい卵も分離のもとです。
ふるった粉類を加え、ゴムべらで底からすくうように20回混ぜます。
理由: 練るとかたくなるので、粉が見えなくなったら止めます。
型に流して表面をならし、170℃で45分焼きます。
理由: 中央に浅く筋を入れておくと、割れ目がきれいに出ます。
中央に竹串を刺し、生地がついてこなければ型から出して冷まします。
理由: 生地がつくなら5分ずつ追加して、中心まで焼きます。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 切り口をぴったり包み、冷蔵で4日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 1切れずつ包んで冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷蔵なら室温に20分。冷凍は室温で1時間かけて戻します。 |
アレンジ
- ココアを大さじ2加え、薄力粉を10g減らす
- 刻んだくるみやドライフルーツを50g混ぜる
- レモンの皮を少量加えて香りを立てる
バターと砂糖を多く使うため、脂質と糖質を含みます。
講師への質問
- バターを早く柔らかくするにはどうすればいいですか
- 1cm角に切って室温に20分置いてください。電子レンジは溶けやすいので、使うなら200Wで20秒ずつ様子を見ます。
- 焼き上がりの表面が割れるのは失敗ですか
- 失敗ではありません。むしろよく膨らんだ証拠です。割れ目をそろえたいときは、焼く前に中央へ浅く筋を入れてください。
- 翌日のほうがおいしいと聞きましたがどうすればいいですか
- 完全に冷ましてから包み、一晩置いてください。バターと水分がなじみ、しっとりします。