ドーナツ|レシピと作り方のコツ
揚げたての表面がぱりっと鳴る、あの音のためのお菓子がドーナツです。生地を休ませる時間と油の温度さえ押さえれば失敗しません。基本のレシピと作り方をご案内します。
先生の一言
- 外は色づいたのに中が生 → 油の温度が高すぎます。170度に下げ、生地の厚みを1cmにそろえて片面90秒ずつ揚げてください。
- 油っぽく重くなる → 温度が低いか、生地を休ませていません。冷蔵で30分休ませ、170度を保って揚げます。
- 固くて詰まった食感 → 粉を混ぜすぎです。ゴムべらで切るように混ぜ、粉気が消えた時点で手を止めてください。
60分調理時間の目安
4人分(10個)分量
ふつう難しさ
材料(4人分(10個))
- 薄力粉250gふるっておきます
- ベーキングパウダー小さじ2薄力粉と一緒にふるいます
- 砂糖70g上白糖で構いません
- 卵1個常温に戻して溶きほぐします
- 牛乳60ml常温に戻します
- 無塩バター30g溶かして粗熱を取ります
- 塩ひとつまみ甘さを引き締めます
- バニラオイル少々なくても構いません
- 揚げ油適量鍋の深さ4cmを目安に入れます
- 粉砂糖大さじ3仕上げにふります
作り方
ボウルで卵と砂糖を白っぽくなるまで混ぜ、牛乳、溶かしバター、塩、バニラオイルを加えます。
理由: 先に卵と砂糖をよく混ぜると、粉を入れたあとのだまが出ません。
ふるった薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムべらで切るように混ぜます。
理由: 練ると粘りが出て固いドーナツになります。粉気が消えたら止めます。
生地をまとめてラップで包み、冷蔵庫で30分休ませます。
理由: 冷やすと生地が扱いやすくなり、揚げたときの油の吸いも減ります。
打ち粉をした台で1cm厚さにのばし、型で抜きます。
理由: 厚みをそろえると、火の通り方が均一になります。
油を170度に温め、生地を入れて片面90秒ずつ、両面がきつね色になるまで揚げます。
理由: 170度を保つのが要です。温度が低いと油を吸い、高いと中心まで火が入りません。
取り出す前に一つ割って、中心まで火が通っているか確かめます。
理由: 厚みのある生地は中心が遅れます。最初の一個で時間を決めておくと安心です。
網に上げて油を切り、粗熱が取れたら粉砂糖をふります。
理由: 熱いうちにふると溶けて消えるので、少し冷ましてからにします。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 冷蔵は固くなるため向きません。密閉容器で常温2日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一個ずつ包んで冷凍2週間が目安です。 |
| 温め直し | 常温で解凍し、160度のオーブントースターで3分温めると表面が戻ります。 |
アレンジ
- 生地にすりおろしたにんじんを50g混ぜると、しっとりした仕上がりになります。
- 揚げたてにグラニュー糖とシナモンをまぶすと、香りが変わります。
- 型を使わず丸めて揚げれば、一口サイズのボール型になります。
小麦粉は炭水化物を、卵と牛乳はたんぱく質を含みます。
講師への質問
- 揚げ油の温度計がないときはどうすればいいですか
- 生地のかけらを落として、3秒ほどで浮き上がり細かい泡が立つ状態が170度の目安です。すぐ茶色くなるなら高すぎます。
- 型がないときはどうすればいいですか
- コップの口で丸く抜き、中心をペットボトルのふたで抜けば同じ形になります。丸めて穴なしにしても構いません。
- 翌日も柔らかく食べるにはどうすればいいですか
- 完全に冷ましてから密閉容器に入れてください。食べる前にオーブントースターで3分温めると、表面の軽さが戻ります。