フレンチトースト|レシピと作り方のコツ
かたくなった食パンが、卵液ひとつでごちそうに変わります。フレンチトーストは浸す時間と火加減がすべてで、材料は台所にあるものだけ。中まで火を通すこつを含めて、作り方をご案内します。
先生の一言
- 外は焦げたのに中が生っぽい → 火が強すぎます。弱火にして蓋をし、片面4分を守ってください。
- 卵液がしみ込まない → パンが新しくてやわらかいためです。前日から冷蔵庫で乾かすか、浸す時間を倍にしてください。
- 焼くとパンが崩れる → 浸しすぎです。菜箸ではなくフライ返しですくい、返すのは一度だけにしてください。
45分調理時間の目安
3人分分量
かんたん難しさ
材料(3人分)
- 食パン(4枚切りか5枚切り)3枚半分に切ります。少しかたくなったものが向きます
- 卵2個しっかり溶きほぐし、こし器に通すとなめらかになります
- 牛乳200ml冷たいままで構いません
- 砂糖大さじ2(24g)卵液に溶かしておきます
- 塩ひとつまみ甘みが引き立ちます
- バター15g焼くときに使います
- サラダ油小さじ1バターが焦げるのを防ぎます
- メープルシロップ適量仕上げ用です
作り方
卵、牛乳、砂糖、塩をボウルでよく混ぜ、砂糖が溶けるまで泡立て器で回します。
理由: 砂糖が残っていると焦げの原因になります。手ざわりでざらつきがなくなるまで混ぜてください。
バットに卵液を移し、パンを並べて15分浸します。途中で一度裏返してください。
理由: 厚いパンは30分に延ばしてください。中心まで卵液が届くと、焼き上がりがふるふるになります。
フライパンに油をひいてバターを溶かし、弱火にします。バターがふつふつする程度に保ってください。
理由: 強火だと外だけ焦げて中が生のままになります。弱火が唯一のこつです。
パンを並べ、蓋をして弱火で片面4分ずつ焼きます。
理由: 蓋をすると熱がこもり、中心まで卵に火が通ります。
両面にきつね色がついたら、竹串を中心に刺して確かめます。液が出なければ焼き上がりです。
理由: 卵液は中心まで加熱してください。液が出るようならさらに弱火で2分焼きます。
器に盛り、メープルシロップをかけて温かいうちに出します。
理由: 冷めると卵の香りが立ちすぎます。焼きたてがいちばんです。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 焼いたものは冷蔵で2日が目安です。卵を使うので早めに食べ切ってください。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いてから1枚ずつ包んで冷凍し、3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままトースターで7分ほど焼くか、フライパンに蓋をして弱火で5分温めてください。 |
アレンジ
- 卵液にシナモン小さじ1/3を混ぜると、香りが加わって食後にも向きます。
- 砂糖を減らして塩を小さじ1/4にすると、ハムやチーズを添える食事向きになります。
- 牛乳の半量を豆乳にすると、後味が軽くなります。
卵と牛乳のたんぱく質、パンの炭水化物を含みます。
講師への質問
- 浸す時間を短くしたいときはどうすればいいですか
- 卵液を人肌に温めてください。40度ほどにすると5〜8分でしみ込みます。熱くしすぎると卵が固まります。
- 前の晩に用意しておくにはどうすればいいですか
- 卵液に浸した状態でラップをかけ、冷蔵庫で一晩置いてください。朝は焼くだけで、火加減は同じ弱火です。
- 厚切りパンで作るときはどうすればいいですか
- 浸す時間を30〜40分にし、焼きは片面5分に延ばしてください。中心に竹串を刺して確かめると確実です。