銀杏の栄養|基本と押さえどころ
封を切るとぷんと秋の香りが立ち、翡翠色の実が顔を出します。銀杏の栄養は、木の実というより穀物に近い成分の組み立てで、でんぷんを主にしながら少量のたんぱく質やミネラルも含んでいます。
概要
結論から言えば、銀杏はでんぷん質の多い実です。同じ木の実でも、脂質の多いくるみやアーモンドとは組み立てが違い、糖質が中心になります。たんぱく質、カリウム、鉄、ビタミンCなども含みます。加熱すると鮮やかな緑色になり、独特のほろ苦さと粘りのある食感が出ます。なお、銀杏は一度にたくさん食べないよう昔から言われており、特に小さなお子さんには量を控えるのが習わしです。
押さえどころ
- 主な成分はでんぷんで、生の状態100gあたりおよそ170kcal程度が目安です。
- カリウムや鉄、ビタミンCなどを含みます。
- 脂質は木の実の中では少なめで、くるみやアーモンドとは性格が違います。
- 1粒は約2gですので、10粒でおよそ35kcal程度の見当になります。
- 一度に多く食べないよう昔から言われており、特に幼い子どもには量を控えます。
- 加熱すると緑が濃くなり、時間が経つと黄色く変わります。
具体例
- 殻を割って炒り、塩を振っていただく
- 茶碗蒸しの具に1〜2粒入れる
- 串に刺して素焼きにする
- 炊き込みご飯に混ぜる
- がんもどきの具として練り込む
- 土瓶蒸しに加える
実践のコツ
- 結論から言えば、封筒に入れて電子レンジで50秒ほど加熱すると、殻が弾けて簡単に割れます。
- 薄皮は熱いうちに指でこすると気持ちよくむけます。冷めると張りついて取りにくくなります。
- 殻つきのまま紙袋に入れ、冷蔵庫で保存すると1か月ほどもちます。それ以上なら冷凍します。
講師への質問
- 銀杏の殻を割るにはどうすればいいですか
- 殻の合わせ目をペンチで軽く挟むのが確実です。封筒に入れて電子レンジで50秒加熱する方法も手早く済みます。
- 薄皮がきれいにむけないのはどうすればいいですか
- 熱いうちに、湯の中で穴あきお玉の背でこすってください。冷めると張りつきますので、加熱直後が勝負です。
- 銀杏はどれくらいを目安に食べればいいですか
- 大人でも一度に食べすぎないのが昔からの習わしです。数粒を料理の彩りとして使う程度に留めるのが無難です。