いちごの品種|基本と押さえどころ
いちごの品種は、甘みの強さも果肉のかたさも一粒ごとに違います。売り場で迷わないよう、粒の形や色つやの見分け方から順にお話しします。
概要
結論から言えば、いちごの品種は甘み寄りか、酸味も残すかで大きく分かれます。国内で出回るものだけでも数十種あり、産地ごとに主力が違います。大粒でやわらかいもの、小ぶりで果肉のしまったもの、果皮の色が淡いものなど、姿にも幅があります。名前を覚えるより、粒の形と色つやで選ぶほうが実用的です。
押さえどころ
- 甘み型は酸が少なく、そのまま食べるのに向きます。
- 酸味の残る型は、ジャムや菓子に使うと味が締まります。
- 果肉のかたい品種は運びに強く、切っても形が崩れにくくなります。
- 果皮の淡い品種もあります。熟しても赤くならないだけで、未熟ではありません。
- 出回りの中心は12月から4月です。初春ほど粒が小さく、甘みが乗ってきます。
具体例
- 大粒で先の丸い型 — 果肉がやわらかく、香りが強めです。
- 円錐形で先のとがった型 — 酸味が残り、練乳や砂糖と合います。
- 小粒で果肉のしまった型 — 切っても崩れず、ケーキの飾りに向きます。
- 果皮の淡い型 — 甘みは強く、香りは穏やかです。
- 夏から秋に出回る型 — 酸味が立ち、加熱して使うと持ち味が出ます。
実践のコツ
- へたが濃い緑で反り返っているものを選びます。鮮度が落ちるとへたから乾きます。
- 表面のつぶつぶが立っているものは、水分が抜けていません。
- 洗うのはへたを付けたまま。先に取ると水っぽくなります。
講師への質問
- 品種名がわからないときはどう選べばいいですか
- へたの色つやと粒の張りを見ます。品種の違いより、鮮度のほうが味の差になります。
- 甘くないいちごはどうすればいいですか
- 砂糖をまぶして30分置き、出た汁ごと煮ればジャムになります。牛乳と合わせても持ち直します。
- 大粒と小粒はどちらを買えばいいですか
- そのまま食べるなら大粒、菓子に混ぜるなら小粒が扱いやすいです。値段は大粒のほうが上がります。