かぼちゃの保存|基本と押さえどころ
丸のままと切ったあとでは、置き方も日持ちもまるで違います。かぼちゃの保存は、わたと種をどう扱うかで決まります。常温、冷蔵、冷凍の使い分けと日数の目安をお伝えします。
概要
結論から言えば、丸のままなら常温、切ったら冷蔵か冷凍と覚えれば迷いません。丸のかぼちゃは皮が厚く、風通しのよい涼しい場所なら1〜2か月もちます。ところが包丁を入れた瞬間から、わたと種の水分が傷みの入口になります。切ったらまずわたと種をきれいに取り除き、切り口を密着させて包むこと。この一手間で、日持ちが倍近く変わります。
押さえどころ
- 丸のままは10〜15度の風通しのよい場所へ。新聞紙に包んで床に直接置かないようにします。
- 切ったらすぐ、スプーンでわたと種をこそげ取ります。ここが最初に傷みます。
- 切り口はラップを密着させて空気を抜き、冷蔵の野菜室で4〜5日が目安です。
- 冷凍は切っただけの状態でも、加熱してからでも可能です。用途によって使い分けます。
- 切っただけで冷凍するなら、3cm角に切って重ならないよう並べ、凍ってから袋へ。1か月が目安です。
- 加熱してつぶしてから冷凍すると、スープやサラダにすぐ使えます。こちらも1か月が目安です。
具体例
- 丸のまま新聞紙に包み、涼しい廊下の隅に置く
- 半分に切ってわたを取り、切り口にラップを密着させて野菜室へ
- 3cm角の生を平らに凍らせ、煮物のときに凍ったまま鍋へ入れる
- 蒸してつぶし、小分けにして冷凍しスープに使う
- 薄切りにして凍らせ、みそ汁にそのまま落とす
- 皮つきのまま素揚げしてから冷蔵し、翌日のおかずに回す
実践のコツ
- 冷凍したものは解凍せず、凍ったまま加熱します。解かすと水が出て、煮くずれます。
- 切るときは電子レンジで2分ほど加熱してから包丁を入れると、力が要らず安全です。
- 冷蔵で数日置いたものは、切り口の色を見ます。白っぽく乾いていたら、その部分を薄く削ってから使います。
講師への質問
- 切り口が乾いてしまったときはどうすればいいですか
- 乾いた部分を5mmほど削り落としてください。中の色と香りが変わっていなければ、そのまま調理できます。
- 冷蔵庫に入りきらないときはどうすればいいですか
- 使う分だけ切り、残りは丸のまま涼しい場所に置いてください。切らなければ室温でしばらくもちます。
- 冷凍したかぼちゃが水っぽくなるときはどうすればいいですか
- 解凍してから加熱しているのが原因です。凍ったまま鍋やフライパンに入れ、加熱を始めてください。