かぼちゃの旬|基本と押さえどころ
かぼちゃの旬は夏に採れて秋から冬においしくなる、少し変わった時期の進み方をします。収穫と食べ頃がずれる理由、時期ごとの味の変化、買うときの見分け方を順に見ていきます。
概要
国産かぼちゃの収穫は7月から9月に集中しますが、いちばんおいしいのは収穫から1〜2か月置いた9月から12月です。採れたては水分が多くでんぷんが糖に変わりきっていないため、貯蔵する間に甘みが増していきます。冬至にかぼちゃを食べる習わしが残っているのは、丸ごとなら春先まで保存がきいたためです。冬から春にかけては輸入品が中心になり、こちらは通年で手に入ります。
押さえどころ
- 国産の収穫は7月〜9月、食べ頃は9月〜12月が目安です。
- 収穫後1〜2か月の追熟で、でんぷんが糖に変わって甘みが増します。
- 採れたては水っぽく、煮物にすると味がぼやけがちです。
- 丸ごとなら風通しのよい冷暗所で2〜3か月保存できます。
- 冬から春は輸入品が主で、価格も比較的落ち着いています。
- 切ったものは種とわたを除いてラップをすれば冷蔵で1週間が目安です。
具体例
- 9月から11月の国産は、煮物にすると甘みがよく出ます。
- 冬至の頃は、貯蔵ものの甘みが最も乗る時期にあたります。
- 夏の採れたては、天ぷらや炒め物のようにさっぱり使うと持ち味が出ます。
- 1月から5月は輸入品が中心で、味は安定しています。
- ミニかぼちゃは通年出回り、丸ごと蒸し器で使えます。
- そうめんかぼちゃは7月〜8月が旬で、ゆでてほぐして食べます。
実践のコツ
- 見るのはへたです。乾いてコルクのようになり、周りがへこんでいるものが熟しています。
- 切り売りは種とわたの状態で選びます。種がふっくらして詰まっているものは、身も充実しています。
- 甘みが足りないと感じたら、丸ごとのまま1週間置いてみます。冷蔵庫ではなく涼しい室内が向きます。
講師への質問
- 丸ごと買ったかぼちゃはどこに置けばいいですか
- 風通しのよい涼しい場所です。冷蔵庫は冷えすぎますので、切るまでは室内の暗い場所に置いてください。
- 切ったあとはどう保存すればいいですか
- 種とわたを取り除いてからラップをします。ここが先に傷みますので、取るか取らないかで日持ちが変わります。
- 輸入品と国産はどう使い分ければいいですか
- 秋から冬は国産の甘みを煮物に、春から夏は安定した輸入品を炒め物やスープに回すと無理がありません。