抹茶のカフェイン|基本と押さえどころ
点てたときの深い緑と立ちのぼる香りが魅力の抹茶。抹茶のカフェインは茶葉を丸ごと飲む分だけ、他のお茶と量が変わってきます。一杯あたりの目安と、飲む時間帯の考え方をご説明します。
概要
先に結論を申しますと、抹茶は粉ごといただくため、同じ量の茶葉を湯で抽出する煎茶よりカフェインが多く入ります。粉末2gで点てた一杯で、およそ50〜60mgが目安です。煎茶を湯呑み一杯(100ml前後)でいただく場合はおよそ20mgですから、二〜三倍と考えると見当がつきます。数字は茶葉の等級や点てる濃さで動きますので、あくまで目安です。
押さえどころ
- 抹茶は茶葉を粉にして丸ごと飲むため、抽出するお茶より量が多くなります。
- 粉末2gの薄茶一杯でおよそ50〜60mgが目安です。
- 濃茶は粉末を4g前後使うため、単純に倍近い量になります。
- 煎茶一杯(100ml前後)はおよそ20mgが目安です。
- コーヒー一杯(150ml前後)はおよそ90mgとされ、抹茶より多めです。
- 菓子や飲料に使う抹茶は分量が少なく、一杯分ほどにはなりません。
具体例
- 薄茶一服(粉末2g) … およそ50〜60mg。
- 濃茶一服(粉末4g) … およそ100mg以上になることがあります。
- 抹茶ラテ一杯(粉末2g・牛乳150ml) … 抹茶部分は薄茶と同じ程度。
- 抹茶入りの焼き菓子一個(粉末0.5g程度) … 十数mgにとどまります。
- ほうじ茶一杯 … 二十mgに届かない程度で、抹茶よりかなり控えめです。
実践のコツ
- 夕方以降が気になる方は、粉末を1.5gに減らして薄めに点ててください。
- 菓子と合わせるなら薄茶が向きます。濃茶は量も味も別物と考えてください。
- 残った粉は湿気を吸うと香りが落ちます。密閉して冷蔵し、開封後一か月で使い切ってください。
講師への質問
- 夜に抹茶を飲みたいときはどうすればいいですか
- 粉末の量を半分にして薄く点てるか、ほうじ茶に替えてください。体質による差は大きいので、気になる方は医療機関にご相談ください。
- 子どもに出していいかどうか迷うときはどうすればいいですか
- 判断は保護者の方と、必要なら医療機関にご相談ください。出す場合は大人より薄く点てるのが一般的です。
- 抹茶と煎茶のどちらを選ぶか迷うときはどうすればいいですか
- 菓子に合わせて味の濃さがほしいときは抹茶、食事中や量を飲みたいときは煎茶が向きます。