桃の栄養|基本と押さえどころ
手のひらで包むと香りが立ちのぼる夏の果物、桃。桃の栄養は水分と食物繊維が中心で、皮のすぐ内側に多く含まれる成分もあります。含まれるものと、食べ頃の見きわめ方をあわせてご説明します。
概要
先に申しますと、桃は100gあたりおよそ38〜40kcalで、大半が水分です。食物繊維のうち水に溶けるペクチンを含み、これが独特のとろりとした口当たりにつながっています。カリウムやビタミンEも含まれますが、果物としては特別多いわけではありません。皮の近くに香りと成分が集まりますので、薄くむくほうが持ち味を残せます。
押さえどころ
- 100gあたりおよそ38〜40kcalです。
- 一個(可食部約200g)でおよそ80kcalが目安になります。
- 水分が八割以上を占めます。
- 水に溶ける食物繊維であるペクチンを含みます。
- カリウムとビタミンEを含みます。
- 皮の近くに香りが集まるため、厚くむくと風味が落ちます。
具体例
- 桃1個(可食部200g) … およそ80kcal。
- 半分をヨーグルトに … 朝食の一品になります。
- コンポートにした一個分 … 砂糖の分だけ数字が上がります。
- 皮ごと薄切りにしてサラダに … 香りが最も残る食べ方です。
- 冷凍してシャーベット風に … 追熟しすぎたときの使い道です。
実践のコツ
- 冷やすのは食べる二時間前からにしてください。冷やしすぎると香りが眠ります。
- 追熟は常温の紙袋の中で進みます。香りが立ったら冷蔵に移してください。
- 手で割れる品種は、縦の筋に沿って両手でひねると種からきれいに外れます。
講師への質問
- かたくて甘くない桃に当たったときはどうすればいいですか
- 常温で二〜三日置いてください。香りが強くなり、軸のまわりが少しへこんだら食べ頃です。
- 皮をむくのが難しいときはどうすればいいですか
- 十字に浅い切れ目を入れて15秒湯にくぐらせ、氷水に取ってください。手で引くようにむけます。
- 食べ切れないときはどうすればいいですか
- 切って砂糖を少量まぶし、冷凍してください。凍ったまま食べるか、そのままヨーグルトに入れられます。