パセリの栄養|基本と押さえどころ
皿の隅に添えられて残されがちですが、実はよく働く葉です。パセリの栄養は少量でも密度が高いところに特徴があり、飾りで終わらせずに刻んで料理へ混ぜ込む使い方を、教室でお伝えしている形でご紹介します。
概要
結論として、パセリは一度に食べる量こそ少ないものの、重量あたりの成分が濃い野菜です。生の葉にはビタミンC、ビタミンK、カロテン、鉄、カリウム、食物繊維が含まれます。ただし添え物として使われる1枝はおよそ1〜2gで、そこから得られる量は多くありません。刻んでスープやいためものに混ぜ、10g、20gと日常的に使うほうが現実的です。
押さえどころ
- 重量あたりの成分は濃いものの、添え物の1枝は1〜2gと量が少なめです
- ビタミンC、ビタミンK、カロテン、鉄、カリウムを含みます
- 水にさらしすぎると水溶性の成分が流れ出るため、洗ったらすぐ水気を切ります
- みじん切りにして料理へ混ぜると、無理なく量を食べられます
- 乾燥させたものは重量あたりが濃くなりますが、一度に使う量は少なめです
- 香りの成分が強いので、少量から足して味を見るのが失敗しません
具体例
- スープやみそ汁に、みじん切りを仕上げでひとつまみ加える
- ポテトサラダに大さじ1混ぜ込むと、色も香りも変わります
- パン粉と混ぜて魚や鶏肉のオーブン焼きの衣にする
- オリーブ油、にんにく、レモン汁と合わせてソースにする
- オムレツの卵液に刻んで混ぜ込む
- 細かく刻んで炒めご飯に最後に混ぜる
実践のコツ
- 洗ったらふきんで包んで水気をしっかり絞ると、みじん切りがパラパラになります
- 刻んだものは保存容器に入れて冷凍しておくと、そのまま鍋へ振り入れられます
- 茎は香りが強いので捨てず、スープを煮るときに束ねて入れて最後に取り出します
講師への質問
- パセリの苦みが苦手な家族に出すときはどうすればいいですか
- 細かいみじん切りにして加熱料理へ混ぜてください。オリーブ油やバターと合わせると角が取れ、香りだけが残ります。
- 余ったパセリの保存はどうすればいいですか
- 洗って水気を切り、みじん切りにして保存袋で冷凍します。1か月を目安に、凍ったまま料理へ振り入れてください。
- 乾燥パセリと生はどう使い分ければいいですか
- 香りの立ちが違います。仕上げの彩りや香りには生、加熱して煮込む料理や衣には乾燥が向いています。