プーアル茶のカフェイン|基本と押さえどころ
食後の一杯として選ばれることの多いお茶ですが、成分は気になるところです。プーアル茶のカフェインは茶葉の量や湯の温度、浸す時間で変わるので、淹れ方の工夫でずいぶん加減できます。
概要
プーアル茶は茶の木の葉から作られるため、カフェインを含みます。含まれる量は茶葉の等級や製法、そして淹れ方によって幅があり、同じ茶葉でも湯温が高く浸す時間が長いほど多く溶け出します。一杯あたりで見れば緑茶や紅茶と大きくかけ離れた値ではないと説明されることが多いものの、公表されている数値は資料によってばらつきがあります。夕方以降に飲む量を決めるときは、数値そのものより自分の感じ方を目安にするのが現実的です。
押さえどころ
- プーアル茶は茶の木の葉が原料なので、カフェインを含みます。
- 濃さは茶葉の量、湯の温度、浸す時間の三つでほぼ決まります。
- 一煎目より二煎目、三煎目のほうが溶け出す量は少なくなっていきます。
- 熟成の期間が長い茶葉でも、カフェインがなくなるわけではありません。
- 控えたい場面では、茶葉の量を減らすか湯温を下げる方法があります。
- 表示された数値は測定条件で変わるため、目安として読みます。
具体例
- 熱湯で3分浸したもの ― 色も味も濃く出て、成分も多く溶けます。
- 80度の湯で1分にした場合 ― 香りは残しつつ、渋みと濃さが穏やかになります。
- 一煎目を10秒で流して二煎目から飲む ― 茶葉が開き、味は出ますが濃度は控えめです。
- 同じ茶葉を4煎目まで使う ― 回を重ねるごとに色も味も薄くなります。
- 夕食後の一杯を小さな茶碗にする ― 量そのものを減らす分かりやすい方法です。
- 昼はプーアル茶、夜は麦茶に替える ― 時間帯で飲み分ける組み立て方です。
実践のコツ
- 夕方以降に飲むなら、茶葉を2gに減らして湯温を80度に下げます。
- 一煎目を短く流してから飲むと、雑味とともに濃度も落ち着きます。
- その日の総量を意識するなら、大きな湯のみではなく小さめの茶碗を使う方法が確実です。
講師への質問
- 夜に飲みたいときはどうすればいいですか
- 茶葉を半量にして80度の湯で1分にとどめてください。夜の飲み物としての感じ方は人によって違うので、量と時間で調節します。
- カフェインを避けたいときはどうすればいいですか
- 麦茶やそば茶など、茶の木を原料にしない飲み物に替えるのが確実です。淹れ方の工夫だけではゼロにはなりません。
- 濃く出てしまったときはどうすればいいですか
- 湯を注いで薄めれば飲めます。次からは茶葉を1g減らすか、浸す時間を30秒短くしてください。