麦茶|種類と淹れ方のコツ
麦茶は、夏の台所に必ず一本ある、家の味そのものの飲み物です。麦茶の種類と煮出し・水出しの違い、そして最後までおいしく飲みきるこつをお話しします。
麦茶とは
大麦を焙煎して煮出すか水で抽出した飲み物で、カフェインを含まないため一日を通して飲まれます。焙煎の深さと粒の大きさで香りと濃さが変わり、同じ大麦でもずいぶん違う味になります。
種類
- 煮出し用ティーバッグ
- 水出し用ティーバッグ
- 粒のままの丸粒麦茶
- 粉砕した挽き割りタイプ
- 深煎りタイプ
- 浅煎りタイプ
- 六条大麦を使ったもの
- はと麦を合わせたもの
家での淹れ方・作り方
やかんに水1リットルを入れ、強火で沸騰させます。
理由: 沸かしてから入れると香りがよく立ちます。
火を弱め、ティーバッグ1袋を入れて弱火で3分煮出します。
理由: 煮すぎると渋みが出るので3分を目安にします。
火を止め、ふたをして5分蒸らします。
理由: 蒸らす時間で香りが水に移ります。
ティーバッグを取り出します。
理由: 入れたままにすると濁りと渋みのもとになります。
鍋ごと氷水につけて20分で粗熱をとります。
理由: 早く冷ますほど傷みにくくなります。
清潔な容器に移し、冷蔵庫で保管します。
理由: 容器は毎回洗って乾かしてから使ってください。
相性のよい食べ物
- 焼き魚の定食
- おにぎりや弁当
- 揚げ物や天ぷら
- せんべいなどの米菓
コツ
- 作ったら2日以内に飲みきってください。粗熱をとらずに冷蔵庫へ入れると、庫内の温度が上がります。
- 水出しは煮出しより渋みが出にくく、すっきりします。冷蔵庫で2時間置けば飲めます。
- 容器は毎回洗って完全に乾かします。前のものを継ぎ足すのは避けてください。
講師への質問
- 煮出しと水出しはどう使い分ければいいですか
- 香ばしさを求めるなら煮出し、すっきりさせたいなら水出しです。煮出したものを氷水で急冷すると、香りと切れのよさを両立できます。
- 作った麦茶が濁るときはどうすればいいですか
- ティーバッグを入れっぱなしにしていませんか。3分の煮出しと5分の蒸らしが終わったら必ず取り出し、粗熱をとってから容器に移してください。
- 子どもや年配の方でも飲めますか
- カフェインを含まないので、時間帯を選ばず飲めます。濃さが気になるときは水で1割ほど割ってください。