烏龍茶|種類と淹れ方のコツ
香ばしさと花のような香りが同居する不思議なお茶です。烏龍茶は緑茶と紅茶の中間にあたる半発酵茶で、脂の多い料理と合わせても口の中がすっと整います。
烏龍茶とは
烏龍茶は、茶葉の発酵を途中で止めて作る半発酵茶です。発酵の度合いによって、緑茶に近いさわやかなものから紅茶に近い濃いものまで幅があります。
種類
- 鉄観音
- 凍頂烏龍茶
- 東方美人
- 水仙
- 色種
- 焙煎を強めた炭焙タイプ
- 花の香りを立たせた清香タイプ
- 茶葉を丸めた球状の茶
家での淹れ方・作り方
急須と茶杯に熱湯を回し入れて温め、湯を捨てます。
理由: 器が冷たいと香りが立ちません。
茶葉を3g(湯150mlに対して)入れ、95度前後の湯を注ぎます。
理由: 緑茶より高い温度が香りを引き出します。
球状の茶葉なら1回目は10秒で注ぎ切ります。
理由: 開き始めの一煎目は短く出すのがこつです。
二煎目は20秒、三煎目は30秒と、10秒ずつ延ばします。
理由: 茶葉が開くにつれ出方が遅くなるためです。
最後の一滴まで注ぎ切り、急須に湯を残しません。
理由: 残すと次の一煎が渋くなります。
冷茶にするときは、水1Lに茶葉10gを入れ冷蔵庫で6時間置きます。
理由: 低温で出すと渋みが穏やかになります。
相性のよい食べ物
- 焼き餃子
- から揚げ
- 回鍋肉
- 月餅
コツ
- 同じ茶葉で三煎から五煎は淹れられます。捨てるのは香りが出なくなってからです。
- 湯温が低いと香りが立ちません。沸かしたてを少し冷ます程度に留めます。
- 開封後は密閉して冷暗所に置きます。冷蔵庫は出し入れの湿気が茶葉に移ります。
講師への質問
- 渋くなってしまうときはどうすればいいですか
- 抽出時間が長すぎます。一煎目を10秒に縮め、急須に湯を残さず注ぎ切ってください。茶葉の量を1g減らすのも手です。
- 食事中に飲むならどれを選べばいいですか
- 焙煎の強い炭焙タイプが向きます。香ばしさが油の多い料理と釣り合い、後味を軽くしてくれます。
- 水出しで作るときはどうすればいいですか
- 水1Lに茶葉10gを入れ、冷蔵庫で6時間置いてから茶葉を取り出します。入れっぱなしにすると翌日に渋くなります。