れんこんの冷凍保存|基本と押さえどころ
旬にまとめ買いしたときこそ、扱い方で持ちが変わります。れんこんの冷凍保存を、切り方と下ゆでの有無、変色を抑える手順、解凍せずに使うこつまで、教室で伝えている順にお話しします。
概要
れんこんは冷凍に向く根菜で、切って下処理をしてから凍らせれば1か月ほど保存できます。ただし生のまま凍らせると解凍時に水分が抜けて筋っぽくなるため、酢水にさらしてから水気をふく、または30秒下ゆでするというひと手間が効きます。使うときは解凍せず、凍ったまま加熱調理に入れるのが基本です。すりおろしてから冷凍する方法もあり、こちらは団子や汁物のとろみ付けに便利に使えます。
押さえどころ
- 切ってから冷凍し、保存期間は1か月が目安です。
- 皮をむいて切ったら、酢水(水500mlに酢小さじ1)に5分さらして変色を抑えます。
- 水気をしっかりふいてから保存袋に入れると、霜が付きにくくなります。
- 歯ざわりを残したいなら生のまま、煮物に使うなら30秒下ゆでしてから冷凍します。
- 使うときは解凍せず、凍ったままフライパンや鍋に入れます。
- すりおろしたものは小分けにして平らにし、板状に凍らせると使う分だけ折って取れます。
具体例
- 5mmの輪切りにして冷凍し、きんぴらに凍ったまま投入する。
- 乱切りにして冷凍し、筑前煮の具として煮汁から加える。
- 薄い半月切りにして冷凍し、汁物にそのまま入れる。
- すりおろして板状に冷凍し、れんこん団子のたねに使う。
- 厚い輪切りにして冷凍し、はさみ揚げ用に取り分けておく。
実践のコツ
- 保存袋は空気を抜いて平らにします。重ならないように広げると、必要な分だけ取り出せます。
- 冷凍したものは水分が出やすいので、炒め物では強めの中火で短時間に仕上げます。
- 袋に日付と切り方を書いておくと、使い道に迷いません。切り方で用途が決まるためです。
講師への質問
- 冷凍すると黒くなるのはどうすればいいですか
- 切ってすぐ酢水に5分さらし、水気をよくふいてから凍らせます。空気に触れる時間を短くするほど、色の変化が抑えられます。
- 解凍してから使ってもいいですか
- おすすめしません。解凍すると水分が抜けて筋っぽくなります。凍ったまま加熱調理に入れる方が、歯ざわりが残ります。
- 冷蔵ならどのくらい持ちますか
- 泥付きで丸ごとなら新聞紙に包んで冷蔵で2週間、切ったものは切り口をラップで覆って3日が目安です。