りんごの旬|基本と押さえどころ
皮の赤みが深まるころが食べ頃の合図です。りんごの旬は品種によって八月下旬から十二月まで幅があり、貯蔵の技術で一年を通して出回ります。時期ごとの味の違いをご説明します。
概要
結論から申しますと、りんごの旬は八月下旬から十二月にかけてで、品種によって収穫の時期がずれます。夏の終わりに出る早生種はさっぱりして酸味が立ち、十一月以降の晩生種は甘みと香りが濃く、日もちもします。収穫後は温度と空気を管理した倉庫で貯蔵されるため、春から夏でも店頭に並びます。買う時期によって味の傾向が変わりますので、用途で選び分けると失敗が減ります。
押さえどころ
- 早生種は八月下旬から九月に出回り、酸味がさわやかです。
- 中生種は十月が中心で、甘みと酸味の釣り合いが取れています。
- 晩生種は十一月から十二月が最盛期で、甘みと香りが濃くなります。
- 貯蔵技術によって春から夏も店頭に並びます。
- 貯蔵ものは水分がやや抜けているため、加熱調理に向きます。
- 皮に張りがあり、持って重いものが水分を保っています。
具体例
- 八月下旬〜九月 … 早生種。歯ざわりが軽く、そのまま食べるのに向きます。
- 十月 … 中生種。生食にも菓子にも使いやすい時期です。
- 十一月〜十二月 … 晩生種。甘みが濃く、贈答にも選ばれます。
- 一月〜三月 … 貯蔵もの。焼きりんごやコンポートに向きます。
- 四月〜七月 … 貯蔵ものと輸入品。加熱して使うと味がまとまります。
実践のコツ
- 生で食べるなら十月から十二月に買ってください。香りが最も立つ時期です。
- 貯蔵ものは加熱して使ってください。水分が抜けているぶん煮崩れしにくくなります。
- 保存は袋に入れて冷蔵してください。裸のまま置くと、ほかの果物や野菜の熟し方に影響します。
講師への質問
- 食べ頃かどうか見分けたいときはどうすればいいですか
- 皮に張りがあり、手に持って重く感じるものを選んでください。軸が太くしっかりしているものは水分が保たれています。
- 旬を外れた時期に買うときはどうすればいいですか
- 焼きりんごやコンポートなど加熱する料理に回してください。水分が抜けたものほど煮崩れせず味がまとまります。
- 切ったあとの変色を防ぎたいときはどうすればいいですか
- 塩をひとつまみ入れた水に三分つけてください。レモン汁を薄めた水でも同じように抑えられます。