緑茶のカフェイン|基本と押さえどころ
同じ茶の葉から作られていても、玉露とほうじ茶では八倍ほどの開きがあります。緑茶のカフェインは種類と淹れ方で変わりますので、目安の数字と加減の仕方をご案内します。
概要
緑茶に含まれるカフェインは、種類によって大きく違います。せん茶の浸出液は100mlあたりおよそ20mg、玉露はおよそ160mgと、同じ緑茶の名でくくれない開きがあります。これは日光を遮って育てるかどうか、茶葉のどの部分を使うか、そして淹れる湯の温度と時間の差から生まれます。数字は目安であり、感じ方には個人差がありますので、比較の物差しとしてお使いください。
押さえどころ
- せん茶の浸出液は100mlあたりおよそ20mgが目安です。
- 玉露はおよそ160mgと飛び抜けて多く、少量ずつ味わう飲み方が理にかなっています。
- ほうじ茶と番茶は少なめで、それぞれおよそ20mgと10mgが目安です。
- 抹茶は粉ごと飲むため、一杯(粉2g)でおよそ64mgという計算になります。
- 湯が熱いほど、時間が長いほど溶け出す量は増えます。
- 水出しにすると溶け出す量は穏やかになります。
具体例
- せん茶の浸出液100ml:およそ20mg
- 玉露の浸出液100ml:およそ160mg
- ほうじ茶の浸出液100ml:およそ20mg
- 番茶の浸出液100ml:およそ10mg
- 抹茶一杯(粉2g):およそ64mg
- 麦茶の浸出液100ml:含まれません
実践のコツ
- せん茶を70度の湯で淹れると、うまみが立って溶け出す量も穏やかになります。
- 夜に飲むなら、ほうじ茶や番茶へ切り替えるのが分かりやすい方法です。
- 水出しのせん茶は、冷蔵庫で3時間置くだけ。甘みが出て、扱いも簡単です。
講師への質問
- 夜にお茶を飲みたいときはどうすればいいですか
- ほうじ茶か番茶を選び、湯温を70度前後にしてください。麦茶ならカフェインは含まれません。
- 玉露の量を抑えるにはどうすればいいですか
- 玉露は少量を味わうお茶です。一煎を30mlほどにとどめれば、数字としては小さく収まります。
- 抹茶はどう数えればいいですか
- 粉ごと飲むため、浸出液と同じ物差しでは比べられません。粉2gでおよそ64mgと見積もってください。