サバ缶の栄養|基本と押さえどころ
一缶で主菜がひとつ出来上がる手軽さが、常備しておきたくなる理由です。サバ缶の栄養は、たんぱく質と脂質が中心で、骨まで食べられることによる特徴があり、水煮と味噌煮で数値の出方も変わります。
概要
サバ缶はたんぱく質と脂質を多く含む食品です。缶の中で加熱するため骨がやわらかくなり、そのまま食べられることから、身以外の部分も一緒に取れます。水煮は調味が塩だけに近く、味噌煮や醤油煮は糖分と塩分が加わります。汁にも成分が溶け出しているため、汁を料理に使うか捨てるかで摂れる量が変わります。
押さえどころ
- たんぱく質は1缶(内容量190g前後)あたり25〜35gが目安です。
- 脂質は水煮でも多く、味噌煮では調味料の分がさらに加わります。
- 骨までやわらかくなっているため、カルシウムを含みます。
- 汁には脂と旨みが溶けており、使うかどうかで摂取量が変わります。
- 食塩相当量は水煮で1缶1.0〜1.5g、味噌煮ではそれ以上が目安です。
- 表示は缶ごとに違うので、栄養成分表示を確認するのが確実です。
具体例
- 水煮を汁ごと味噌汁に加える
- 水煮を大根と一緒に煮て主菜にする
- 味噌煮をご飯にのせて丼にする
- 水煮を玉ねぎとあえてサラダにする
- 水煮をほぐしてトマトソースのパスタに使う
- 水煮に卵を落として中心まで火を通して煮る
実践のコツ
- 汁まで使う料理なら、塩は別に足さない前提で味を組み立てます。
- 水煮を選べば甘さと塩気を自分で決められます。迷ったら水煮です。
- 開けたら缶のまま置かず、必ず別の容器に移して冷蔵します。
講師への質問
- 水煮と味噌煮はどう使い分ければいいですか
- 料理に使うなら水煮、そのまま食べるなら味噌煮が扱いやすいです。水煮は味付けを自分で決められます。
- 塩分が気になるときはどうすればいいですか
- 水煮を選び、汁を半分だけ使ってください。残りの味は野菜の甘みや酸味で補えます。
- 骨が気になるときはどうすればいいですか
- 指でつぶせるほどやわらかくなっています。それでも気になる場合は、身をほぐす際に取り除いてください。