さつまいもの旬|基本と押さえどころ
さつまいもの旬は掘りたての秋というより、貯蔵で甘みが乗る晩秋から冬にかけてです。時期ごとの味わいの違いと選び方、家での寝かせ方をお伝えします。
概要
さつまいもの収穫は9月から11月ごろですが、掘りたては甘みが乗りきっていません。一定の温度と湿度で1か月ほど貯蔵すると、でんぷんが変化して甘くなると言われています。そのため店頭でおいしい時期は11月から2月ごろが中心になります。品種によってねっとりした食感のものと、ほくほくしたものに分かれます。
押さえどころ
- 収穫期は9月から11月ごろ、食べ頃は11月から2月ごろが目安です。
- 貯蔵によって甘みが増すため、掘りたてより少し置いたもののほうが甘く感じられます。
- ねっとり系とほくほく系で向く料理が変わります。焼きいもならねっとり系が扱いやすいです。
- 低温に弱く、冷蔵庫に入れると味が落ちて傷みやすくなります。
- 皮に張りがあり、傷やへこみがないものを選ぶと保存中の傷みが減ります。
具体例
- 9月から10月 掘りたてで水分が多く、あっさりした味わい
- 11月から12月 貯蔵が進んで甘みが乗る時期
- 1月から2月 さらに甘みが増し、焼きいもに向く時期
- 焼きいも ねっとり系の品種が向きます
- 天ぷらや大学いも ほくほく系が形を保ちやすいです
- スイートポテト どちらでも作れます
実践のコツ
- 保存は新聞紙に包んで13度から15度の冷暗所へ置いてください。冷蔵庫は避けます。
- 家で甘みを引き出すなら、低い温度で長く加熱してください。160度のオーブンで90分が目安です。
- 切ったあとは切り口が変色するので、水に5分さらしてから調理してください。
講師への質問
- 焼きいもを家で作るときはどうすればいいですか
- 洗って水気を残したままアルミ箔で包み、160度のオーブンで80分から90分焼いてください。低温で長く加熱すると甘みが出ます。
- 買ってきたさつまいもはどうすればいいですか
- 洗わずに新聞紙で包み、風通しのよい冷暗所に置いてください。土が付いたままのほうが日もちします。