さつまいもの旬|基本と押さえどころ
掘りたてより少し置いた方が甘いのがさつまいもの旬の面白いところです。収穫と食べ頃の時期の違い、品種ごとの持ち味、選び方と保存の温度までお話しします。
概要
結論から言えば、収穫は9月から11月、食べ頃は10月から1月です。掘ったあと2週間から1か月ほど貯蔵する間にでんぷんが糖に変わり、甘みが増していきます。そのため店先で最も甘いものが並ぶのは、収穫の盛りよりやや遅い時期になります。品種によって粉質からねっとり系まで幅があるので、料理に合わせて選ぶと仕上がりが変わります。
押さえどころ
- 収穫期は9月〜11月です。
- 食べ頃は貯蔵を経た10月〜1月が目安です。
- 貯蔵中にでんぷんが糖に変わり、甘みが増します。
- ほくほくした粉質系は天ぷらや煮物、ねっとり系は焼きいもや菓子に向きます。
- 低温に弱く、冷蔵庫に入れると味が落ちます。
具体例
- 焼きいも
- 大学いも
- さつまいもご飯
- 天ぷら
- さつまいもの甘煮
- スイートポテト
実践のコツ
- 選ぶときは皮の色が濃く均一で、傷やへこみがなく、持って重みを感じるものを見ます。
- 保存は新聞紙に包んで13〜15度の風通しのよい場所に置き、2週間から1か月が目安です。冷蔵庫は避けます。
- 甘みを引き出すなら、160〜170度のオーブンで60〜80分かけてゆっくり加熱します。急に高温にすると甘みが出ません。
講師への質問
- 買ってきたものが甘くないときはどうすればいいですか
- 涼しい場所で2週間ほど寝かせると甘みが乗ります。すぐ使うなら低温から時間をかけて加熱する方法に切り替えると、甘さの出方が変わります。
- 切り口が黒くなるのはなぜですか
- 切ったあとの変色で、味には大きく影響しません。気になるときは切ったらすぐ水に5分さらし、水気を拭いてから調理します。