セロリの栄養|基本と押さえどころ
しゃきっとした歯ざわりと澄んだ香りが持ち味のセロリ。セロリの栄養について、含まれる成分と、茎と葉で使い分けるときの考え方を台所の目線で整理します。数値は公的な成分表の値を目安にしています。
概要
結論から申し上げると、セロリは水分の多い野菜で、可食部100gあたり約12kcalと控えめです。カリウム、葉酸、食物繊維を含み、香りのもとになる成分も含みます。葉の部分にはβ-カロテンが茎より多く含まれるため、捨てずに使う方が食材としては生きます。あくまで含有量の話であり、特定の体調に働きかけるものではありません。
押さえどころ
- 可食部100gあたり約12kcal、水分が約94%を占めます。
- カリウムを100gあたり約410mg含みます。
- 食物繊維は100gあたり約1.5gで、外側の筋の部分に多く集まります。
- 葉にはβ-カロテンが茎より多く含まれ、色の濃さがそのまま目安になります。
- 香りの成分は加熱で穏やかになるため、生と加熱で印象が大きく変わります。
- スープに使うと水に溶ける成分も汁ごといただけます。
具体例
- 茎の浅漬け
- 葉を刻んで入れた野菜スープ
- 牛肉との塩炒め
- ピクルス
- みじん切りにしてひき肉と煮込むソース
- 薄切りにして塩もみしたサラダ
実践のコツ
- 外側の筋はピーラーで薄く1回引くだけで口当たりが変わります。
- 葉は刻んで冷凍用袋で保存しておくと、汁ものにひとつまみ足せます。
- 生で食べるときは氷水に3分さらすと歯ざわりが立ちます。
講師への質問
- セロリの葉は捨ててもいいのでしょうか
- 捨てずに使ってください。葉は香りが強くβ-カロテンも茎より多く含みます。刻んでスープや炒めものに少量ずつ入れると使い切れます。
- 香りが苦手な家族にはどうすればいいですか
- 加熱してください。油で3分ほど炒めるか煮込むと香りが穏やかになります。薄切りより厚めに切った方が香りが立ちにくくなります。
- 買ってきたあとの保存はどうすればいいですか
- 茎と葉を切り分け、それぞれ袋に入れて野菜室へ入れてください。つながったままだと葉が茎の水分を吸って早くしおれます。