生姜の冷凍保存|基本と押さえどころ
ひとかけ使って残った分を、しなびさせてしまう。そんな声をよく聞きます。生姜の冷凍保存は、切り方を決めてから凍らせるのが要で、すりおろし・薄切り・みじん切りの三通りを用意しておくと台所が楽になります。
概要
結論として、生姜は冷凍に向く食材です。皮つきのまま、あるいは皮をこそげてから、使う形に切って凍らせます。凍ったまま調理に入れられるので、解凍の手間がありません。冷蔵の野菜室では2週間ほどで乾いたりかびたりしますが、冷凍なら約1か月が目安です。ただし繊維の水分が抜けるため、凍らせたものを薬味として添えると食感が変わります。加熱料理と、汁ごと使う料理に回すのが現実的です。
押さえどころ
- 冷凍の目安は約1か月です。においが移らないよう二重に包みます。
- すりおろしは薄く平らにして凍らせ、使うときに割ると分量を取りやすくなります。
- 薄切りとせん切りは1回分ずつ小分けし、凍ったまま鍋に入れます。
- 皮は香りが強い部分なので、よく洗えばつけたまま凍らせて構いません。
- 凍らせると繊維がやわらぐため、おろし金にかけやすくなる利点があります。
- 生の薬味として使う分は、冷凍せず冷蔵で数日以内に使い切ります。
具体例
- すりおろしをラップで薄く広げ、板状にして冷凍。折って使います。
- 製氷皿に小さじ1ずつ入れ、凍ったら保存袋へ移します。
- 薄切りを1回分ずつ分け、煮魚や豚汁に凍ったまま投入します。
- みじん切りは炒め物用に。油をひいた鍋へ直接入れて弱火で香りを出します。
- 丸ごと1個を包んで凍らせ、必要な分だけ凍ったまますりおろす方法もあります。
実践のコツ
- 凍らせる前に日付を書いておくと、使い忘れを防げます。
- 板状にするときは厚さ5mm以下にすると、手で割りやすくなります。
- 解凍せずそのまま加熱するのが基本です。溶かすと水が出て香りが逃げます。
講師への質問
- 冷凍した生姜を冷奴の薬味に使うのはどうすればいいですか
- 凍ったまますりおろして使ってください。溶けると水っぽくなるので、盛りつける直前におろすのがこつです。
- 皮はむいてから凍らせたほうがいいですか
- よく洗えばつけたままで構いません。香りが皮の近くに多いためです。見た目を整えたい料理用は、スプーンでこそげてから凍らせます。
- 冷凍焼けを防ぐにはどうすればいいですか
- ラップで密着させて包み、さらに保存袋に入れて空気を抜いてください。袋の中の空気が少ないほど乾きと変色を抑えられます。