食パンの冷凍|基本と押さえどころ
買った翌日にはかたくなる、あの手触りを避けられるのが食パンの冷凍です。凍らせる前のひと手間と焼き直しのしかたで、口当たりは驚くほど変わります。枚数の分け方から解凍までお話しします。
概要
結論から言えば、買った当日に凍らせるのが一番おいしくなります。パンは冷蔵室の温度帯で水分が抜けやすく、常温に置いても翌日には香りが落ちます。一枚ずつ包んで冷凍室に入れれば、買った日の状態に近いまま二〜三週間ほど持たせられます。焼き直すときは解凍せず凍ったまま加熱するのが基本で、これだけで表面の香ばしさと中のしっとり感が両立します。
押さえどころ
- 買ってきた当日、袋を開けたらすぐ小分けにして凍らせます。
- 一枚ずつラップで密着させて包み、さらに保存袋に入れて空気を抜きます。
- 保存期間の目安は2〜3週間です。においが移りやすいので、香りの強い食品と離して置きます。
- 焼くときは解凍せず、凍ったままトースターへ入れます。
- 厚切りは一度霧吹きで表面を湿らせてから焼くと、中まで温まりやすくなります。
- サンドイッチ用に使う場合だけ、冷蔵室で30分ほど置いて自然に戻します。
具体例
- 六枚切りを一枚ずつ包み、朝食用に毎日一枚ずつ取り出す。
- 八枚切りを二枚重ねて包み、休日の軽食用にまとめて使う。
- 耳を切り落として本体だけ凍らせ、耳は別袋にしてラスクや揚げ物の衣に回す。
- 角切りにして凍らせ、スープの浮き実やパン粥に使う。
- サンドイッチにする分だけ薄切りで凍らせ、前夜に冷蔵室へ移す。
実践のコツ
- 包むときは空気を抜くのが要です。すき間があると霜が付き、焼いたときに水っぽくなります。
- トースターは先に1〜2分から焼きしておくと、凍ったパンを入れても温度が落ちにくくなります。
- 凍らせた日付を袋に書いておくと、家族の誰が開けても迷いません。
講師への質問
- 凍らせたパンがぱさつくときはどうすればいいですか
- 焼く直前に霧吹きで表面を軽く湿らせてください。包み方にすき間があった可能性が高いので、次からはラップを密着させて空気を抜きます。
- 冷凍のパンで厚切りの中まで温めるにはどうすればいいですか
- アルミホイルをかぶせて3分ほど焼き、外してさらに1〜2分焼きます。先に中を温め、あとから表面を色づける順番です。
- 耳が残ってしまうときはどうすればいいですか
- 耳だけ別に凍らせておき、細かく刻んでパン粉代わりに使うか、油で焼いてスープに添えます。まとまった量になってから使うと手間が減ります。