そうめんは太るのか|基本と押さえどころ
夏になると必ず出る質問です。そうめんは太るのか、というお尋ねには、麺そのものより食べ方と組み合わせで変わります、とお答えしています。一束あたりの目安と、満足感を上げる工夫を数字とあわせてご説明します。
概要
乾麺のそうめんは一束50gが標準で、エネルギーはおよそ170kcalが目安です。二束食べれば340kcalほどで、これはごはん一膳と大きく変わりません。つまり麺そのものが特別に重いわけではありません。気をつけたいのは三つで、量がつかみにくいこと、たんぱく質とおかずが不足しやすいこと、めんつゆの塩分と糖分が加わることです。冷たいものはするすると入るため、三束四束と重ねやすい点も現実的な注意点です。麺だけで済ませず、卵や肉、野菜を添えて一食として組み立てれば、食事全体のつり合いは取りやすくなります。
押さえどころ
- 乾麺一束50gでおよそ170kcalが目安です。二束でごはん一膳強に相当します。
- そうめんは炭水化物が中心で、たんぱく質と野菜が不足しやすい献立になります。
- めんつゆはストレートで100mlあたり40kcal前後、塩分も加わります。つけ方で差が出ます。
- 冷たい麺は噛む回数が減り、満足感が出る前に量が進みやすくなります。
- 薬味と具を増やすと、同じ麺の量でも食べ終わりの満足感が変わります。
- 食べる量は器で決めるのが確実です。ゆでる前に束の数を数えておきます。
具体例
- そうめん二束+ゆで鶏+きゅうり+薬味(一食として組み立てた例)
- そうめん二束+しっかり火を通した卵焼き+トマト
- 温かいにゅうめんにして、わかめと油揚げを加える
- つゆをつけ汁ではなくかけ汁にして、量を目で管理する
- ゆでた野菜を麺と一緒に盛り、かさを増やす
- 薬味を三種(みょうが、青じそ、しょうが)そろえる
実践のコツ
- ゆでる前に束を数え、一人二束までと決めておきます。ゆでた後では加減できません。
- つゆは器に注ぐ量を決めます。継ぎ足すより、最初に70mlほど入れて足さないほうが控えられます。
- 麺だけの日を続けないことです。たんぱく質のおかずを一品添えるだけで献立が整います。
講師への質問
- 一人分はどのくらいゆでればいいですか
- 乾麺で二束100gが標準です。よく食べる方でも三束150gまでにし、その分おかずを添えると食事全体のつり合いが取れます。
- 夜に食べても大丈夫ですか
- 量を決めれば問題ありません。一日の食事量の中で考えるのが基本で、夜だけ特別視する必要はありません。
- 満足感を上げるにはどうすればいいですか
- 具を増やしてください。しっかり火を通した鶏肉や卵、きゅうりやトマトを添えると噛む回数が増え、同じ麺の量でも食べ終わりが違います。