玉ねぎの冷凍保存|基本と押さえどころ
刻む手間を先に済ませておけば、平日の炒め物が一段と早くなります。玉ねぎの冷凍保存について、切り方ごとの向き不向きと日持ちの目安、使うときの注意をご説明します。
概要
玉ねぎは冷凍できる野菜です。切ってから凍らせると細胞がこわれ、加熱したときに火が通るのが速くなります。みじん切りは飴色炒めの下ごしらえに、薄切りは味噌汁や炒め物に、くし形は煮込みに向きます。一方で解凍すると水が出て食感がやわらかくなりますので、加熱せずサラダに使う用途には向きません。保存の目安はおよそ1か月です。
押さえどころ
- 切ってから冷凍するのが基本です。丸ごとは中心まで凍るのに時間がかかり、質が落ちます。
- みじん切りは平らにならして薄く凍らせると、必要な分だけ折って取り出せます。
- 冷凍したみじん切りは、飴色になるまでの炒め時間が生の半分ほどに短縮できます。
- 薄切りは凍ったまま鍋に入れてください。解凍すると水が出てべたつきます。
- 保存の目安は1か月です。それ以上になるとにおいが移りやすくなります。
- 生食用には向きません。解凍後は必ず加熱する料理に使ってください。
具体例
- みじん切りを飴色玉ねぎの下ごしらえに使う
- 薄切りを味噌汁の実にそのまま入れる
- くし形をカレーやシチューの煮込みに使う
- みじん切りをハンバーグの生地に加える
- 薄切りを肉と一緒に炒めて生姜焼きにする
- くし形をコンソメスープにそのまま落とす
実践のコツ
- におい移りを防ぐこつは二重の密閉です。保存袋に入れたうえで、空気をしっかり抜いてから口を閉じてください。
- 冷凍する前に切った玉ねぎの水気を軽く拭くと、霜がつきにくくなります。
- 袋に切り方と日付を書いておくと、使うときに迷いません。みじんと薄切りは凍ると見分けがつきにくいものです。
講師への質問
- 冷凍した玉ねぎが茶色く変わりました。どうすればいいですか
- 空気に触れて酸化した色です。においに問題がなければ加熱調理に使えますが、味が落ちますので早めに使い切ってください。
- 解凍してから使ったほうがいいですか
- いいえ、凍ったまま鍋やフライパンに入れてください。解凍すると水が出て、べたついた仕上がりになります。
- 冷凍すると辛みは残りますか
- 生よりは弱まりますが、なくなるわけではありません。辛みが気になる料理では加熱時間を少し長めに取ってください。