冬瓜の旬|基本と押さえどころ
冬瓜の旬は夏、6月から9月にかけてです。冬の字が入るのに夏の野菜という、名前と季節がずれた面白い食材で、その理由も含めてお話しします。
概要
収穫は夏です。冬瓜は6月から9月が収穫の中心で、7〜8月にもっとも多く出回ります。名前に冬が入るのは、丸のまま冷暗所に置けば冬まで持つといわれる貯蔵性の高さに由来します。実の95%以上が水分で、味そのものは淡いため、だしや肉のうまみを吸わせる料理に向きます。切ってしまうと日持ちしないので、そこは丸ごとの状態と分けて考えてください。
押さえどころ
- 収穫の旬は6月〜9月、盛りは7〜8月です。
- 名前の由来は、丸のままなら冬まで貯蔵できる保存性です。
- 水分が95%以上を占め、味は淡白です。
- 切った後は冷蔵で2〜3日が目安です。
- だしやひき肉のうまみを吸わせる料理に向きます。
- 皮は厚くむき、面取りをすると煮崩れません。
具体例
- 冬瓜のそぼろあんかけ … 夏の定番の食べ方です
- 冬瓜と鶏肉のスープ … だしを吸わせる料理の代表格
- 冬瓜の煮物 … かつおだしで15分煮ると透き通ります
- 冬瓜の浅漬け … 薄切りにして塩もみするだけ
- 冬瓜のみそ汁 … 火が通りやすく5分で仕上がります
実践のコツ
- 皮は緑の下の白い層が出るまで厚くむいてください。残ると硬さが気になります。
- わたと種はスプーンでかき出します。ここが残ると煮汁が濁ります。
- 丸のままなら風通しのよい冷暗所で2〜3か月が目安、切ったら冷蔵2〜3日です。
講師への質問
- 冬瓜が煮崩れるときはどうすればいいですか
- 角を薄く削る面取りをして、沸騰させずに弱火で15分煮てください。ぐらぐら煮ると角から崩れます。
- 味が薄く感じるときはどうすればいいですか
- 冬瓜自体に味はほとんどありません。だしを濃いめにとり、鶏ひき肉やえびのうまみを合わせてください。
- 下ゆでは必要ですか
- 米のとぎ汁で5分下ゆですると、えぐみが取れて味が入りやすくなります。急ぐときは省いても構いません。