トマトの旬|基本と押さえどころ
太陽をたっぷり浴びた実は、皮のすぐ内側まで香りが詰まっています。トマトの旬は夏と思われがちですが、甘みがのるのは春と秋です。時期ごとの違いをお話しします。
概要
結論から言うと、トマトの旬は露地ものが多く出回る6〜8月と、気温の穏やかな4〜6月および9〜10月に分かれます。数量が増えるのは夏ですが、糖度が上がるのは昼夜の寒暖差がある春と秋です。冬から春先に並ぶのは施設で育てたもので、粒がそろい味も安定しています。品種による差も大きく、大玉、中玉、ミニで持ち味が変わります。
押さえどころ
- 露地ものが多く並ぶのは6〜8月です。
- 甘みがのりやすいのは寒暖差のある4〜6月と9〜10月です。
- 冬から春先は施設で育てたものが中心で、味は安定しています。
- 大玉は加熱向き、中玉は生と加熱の両方、ミニは生食向きです。
- へたが緑でぴんと張り、持ったときに重いものが目安です。
- おしりから放射状の白い筋が出ているものは、甘みが強い目安とされます。
具体例
- 夏の露地もの:冷やしてくし切り、そうめんの具
- 春秋の甘いもの:塩とオリーブオイルだけのサラダ
- 大玉:トマトソース、煮込み、スープ
- ミニトマト:弁当、マリネ、串
- 熟しすぎたもの:加熱して煮詰めればソースになります
実践のコツ
- へたを下にして常温に置き、赤くなったら冷蔵で1週間が目安です。
- 冷やしすぎると香りが飛びます。食べる1時間前に冷蔵庫へ入れる程度で十分です。
- 加熱すると甘みが濃くなるので、味がのっていないものは火を通してください。
講師への質問
- 甘いトマトを選ぶにはどうすればいいですか
- 持って重く、へたが緑でぴんとしているものを選んでください。おしりの白い筋がはっきり出ているものも目安になります。
- かたいトマトはどうすればいいですか
- へたを下にして常温で2〜3日置いてください。赤くなってから冷蔵に移します。冷やしたままだと熟しません。
- 皮をきれいにむくにはどうすればいいですか
- へたの反対側に浅く十字の切れ目を入れ、沸騰した湯に15秒入れてから氷水に取ってください。指で簡単にむけます。